通訳案内士の気ままな生活

現役通訳ガイドのブログです。プライベートから気になる収入などの話まで!?包み隠さずお話します!

フクロウカフェ

2014-10-16 22:12:33 | ガイド日記
今日はフクロウカフェに行ってきました。
どこから聞いたのかお客さんがOwl cafeに行きたいと言い出しました。
あー、なんかテレビで見たことあるなーと思いながら
調べてみると結構あるんですね。

本日お邪魔したのは
鳥のいるカフェ 浅草店
場所は寿司屋通りの手焼きせんべい屋さんの向かいの地下です。
まあ、カフェというのは少し語弊があるのかもしれません。
なぜなら販売しているのはペットボトルのドリンクのみで座る場所も限られています。
ただ、鳥たちと遊んで帰るという人のが多いのではないでしょうか。
どちらかと言えば鳥と遊べるお店ですね。

フクロウたちは大きいのから小さいの、かわいいのからりりしいのまでズラリ。
なでることもできますよ。
そして奥の部屋には何と約60羽のインコ+αの鳥たち。
フンが降って来るかもしれないのでカッパを着用。
まあ、ここが喫茶スペースなのですが…
のんびりお茶って感じじゃないですね。

ツアー中に最適なのは
お試しプラン。
30分鳥達とと遊んで1000円です。
体験としてはお手軽ですね。
そして気に入った子はお持ち帰りもできます。
フクロウさんは15万円からだそうです。
お客さんも大満足でした。



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車いす(スクーター)のツアー

2014-10-08 21:52:20 | ガイド日記
今週は車いすお客様をご案内しました。
車いすといっても電動スクータータイプのものです。
日本ではほとんど見かけませんが
普通の車いすと違い、サイズも大きいので
車いすが乗れるような公共交通機関でも断られてしまうことがあるようです。
日本でスクーター利用の方は事前に届け出をしていて
ステッカーを貼っているようです。
つまりステッカーの無い外国人のスクーターはまず乗車できません。


お客様から予約の問い合わせがあったときに
色々調べた結果、これは大変難しそうだということが分かりました。
検索しただけでも乗車拒否の例が多数出てきました。
アメリカのお客様で、ヨーロッパなどを旅してきたけど、
何も問題なかったと。
でも、アジアの国には行ったことないとのこと。
色々日本の状況を説明しましたが
いまいち深刻さが分かってもらえず。
まあ、なにより僕にガイドをしてほしいということだったので
色々と不安ですが引き受けることにしました。


結果としてはお客様の持っていたスクーターは
折りたたむと非常に小さくなるし
タクシーのトランクにも収まるので
比較的問題なくツアーを進めることができました。
ただし、やはり普通のスクーターはダメそうです。
スクーターというとまずダメと言われます。
でもサイズを見て、「ああ、それなら」と言ってもらえることも多かったです。


JRやメトロ、都営地下鉄などは
係りの方も親切で、
改札で行先を伝えると
到着先の駅まで案内してもらえました。
皆さんもよく車いすが乗下車するときに
係りの方が板を敷いているのを見たことがあると思います。
やはりあれがあるので、黙って乗るわけにはいきません。
しかし比較的新しい大江戸線などは、ホームと車両間の段差、隙間もないように設計されているので
特に手助けが無くても自由に乗り降りできるようでした。すばらしい!

乗車側と下車側の駅の打ち合わせ都合もあり
2本ほど列車をやり過ごさなければいけない時もありましたが
最短ルートでエレベーターを案内してくれるので安心でした。

あとはやはり電気で動くものなので
坂道を登ったりすると、一日バッテリーが持たないこともあります。
ランチの時などにお店に充電をさせてもらいたいと
お願いしましたが、軽く拒否られました。
お店がダメなら施設の人に聞いてくれてもいいのになぁと思います。
その後いくらその人が笑顔で接客してくれても
作り笑顔にしか見せませんでしたよ

一番問題になったのが東京湾の観光船です。
最初、車いすで乗りますと言っておいたのですが
スクーターだと分かったとたんに難しいと言われました。
しかし、粘って、粘って、折りたたんで見せて
あちらの方も上司を説得してくれて、ようやくOKをもらいました。
こういうのはやはり忍耐ですね。

こちらが折りたたまれて乗船するスクーターです。
そのままだと重いのですが、バッテリーと椅子を外すと
結構大丈夫です。
まあ、このために男性ガイドを希望したのかな~とも思いますが

カナダでスクーターと言えば
ちょっと体重オーバーで歩けない(たくない)人も沢山乗っている感じがしましたが
そんな感じで誰でも、電車に乗ってこられたら確かに困りますよね。
だからスクーターを一律ダメと言ってしまう会社の気持ちもわからなくはないです。

ただやはりその中でも、今回のお客様のように、半身不随で自分で車いすを動かせなくて
本当に電動スクーターじゃないと移動できない人もいます。
そのあたりの認識を改めて、改善していくこことも
東京オリンピック&パラリンピックのホストとしては必要なことかなと思います。

でも、今回のツアーは皆さんの手助けなしでは到底できませんでした。
規則に縛られている部分もありますが
色んな方の親切に触れられたことは良かったです。

さて、このお客さん
クルーズから帰ってきたら、今度は箱根にご案内です。
どうなることやら

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