“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『ヤクザと家族 The Family』の巻

2021-02-03 | 劇場鑑賞した映画

変わりゆく3つの時代を描く
壮大なクロニクル
ヤクザと家族
The Family

本日は“立春”だ。
暦の上では
昨日までは小春日和って
感じの気温だったけれど
今日は 寒かったなぁ
昨日は 節分
2月2日の節分は124年ぶり。
スゴイね! 124年ぶりって
やっぱりスゴイ!!
でも  我が家では豆まきや
恵方巻きを食す...ってことは
一切せずに 1/365日を
ただ過ごしただけの
情緒のナイ一家なのだ

          

鑑賞したい映画がない。
けれど劇場に行ってきた。
そして映画を観た。
綾野 剛 クン主演の
『ヤクザと家族 The Family』

 Y    ~  ~  ~  ~  ~
1999年 父親を覚せい剤で失った
山本賢治は 柴咲組組長・柴崎博の
危機を救う。その日暮らしの生活を送り
自暴自棄になっていた山本に
柴崎は手を差し伸べ
2人は父子の契りを結び 賢治は
ヤクザの世界に足を踏み入れる。
2005年 ヤクザとして
名を挙げていく賢治。
自分と似た境遇で育った女性と出会い
家族を守るための決断をする。
それから時は流れ
2019年 14年間の刑務所暮らしを
終えた賢治だったが
柴咲組は暴力団対策法の影響で...。
 ~ ・ ~  ~ ・ ~  ~ ・ ~ ・ ~  

『新聞記者』で日本アカデミー賞の
最優秀作品賞に輝いた
藤井道人監督がメガホンを取り
時代の中で排除されていく
ヤクザたちの姿を
3つの時代の価値観で描いていく
オリジナル作品。
一人のヤクザの生きざまを
3つの時代に分けて描く
ヒューマンドラマなのだ。


主人公のヤクザを綾野剛クン。
主人公と父子の契りを結ぶ組長を
舘ひろしサンが演じるほか
尾野真千子サン、北村有起哉サン、
岩松了サン、寺島しのぶサン、
市原隼人クン、磯村勇斗クンなどが共演。


先にも述べたが
観たい作品がなくて
時間的にマッチした
こちらの作品を
鑑賞するに至ったのだが
『新聞記者』を撮った
監督作品だと知って
チョットばかりテンション
『新聞記者』が思ったよりも
随分良かったから
期待値が上がるよねぇ

ただね。一応に属する
ワタクシとしては
目を背けたくなるシーンもあり
なんとも表現し難いのだが...。


今作で19歳~39歳を演じた
綾野剛クン。
圧巻の演技だったわ
市原隼人クン、磯村勇斗クンも
かなり魅力的だったなぁ

社会情勢や時代の流れにより
生きにくい世の中だと
感じている人は 多いんだと思う。
哀しい作品だが
主人公の賢治は
散る場所があって
幸福だったのかもしれないなぁ
★★★★☆ < 星4.0ツ>


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