“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『ノア 約束の舟』の巻

2014-06-20 | 劇場鑑賞した映画

旧約聖書の創世記に記された“ノアの箱舟”を実写化
ノア 約束の舟

観たい映画はあったけれど
なかなか時間が合わない___グッスン
そこで ドカ~ン どでかいメジャー作品でも観ようと
テレビスポットでも最近よく流されている
ラッセル・クロウ主演の『ノア 約束の舟』を観たぞぉ
STORY = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
ノアは眠りの中で恐るべき光景を見る。それは 堕落した人間を滅ぼすため
すべてを地上から消し去り、新たな世界を創るという神の宣告だった。
大洪水が来ると知ったノアは 家族と共に罪のない動物たちを守る箱舟を
作り始める。やがて空は暗転し激しい豪雨が大地に降り注ぎ 地上の水門が
開き水柱が立ち上がり大洪水が始まる。濁流が地上を覆う中 ノアの家族と
動物たちを乗せた箱舟だけが流されていく。閉ざされた箱舟の中で
ノアは神に託された驚くべき使命を打ち明ける。
箱舟に乗ったノアの家族の未来とは___?
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
旧約聖書の創世記に記された“ノアの箱舟”
宗教的で西洋文化にはほど遠い位置に居る
生粋の日本人のワタクシでさえ
概要は知っている有名な物語
創造主が世界と人類をつくり まだ10世代しか経っていない時代
いわば神話的な世界観をどう魅せてくれるのぉドキドキ
ストーリーも壮大だけれどスケールも壮大
さすがっ!メジャー作品ですわっ
監督は『ブラック・スワン』で清純派女優だったナタリー・ポートマンを
オスカー女優にしたダーレン・アロノフスキー
この監督の特徴なのかな 映像はキレイと言うか美しい
 
だけれど この作品はワタクシには響かなかったみたいふぅー
ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソン、
そして重鎮俳優 アンソニー・ホプキンスが脇を固めているが
エンターテイメント作品だったなぁ・・・という印象だけで
ワタクシには コレッと言って残念ながら残るものが無かったのだ
主人公 ノア は神の御心に従うため 苦悩するのだが
家長として そして神に選ばれし人間ということが邪魔するのか
ワタクシにはワンマンなエゴイストに見えて
主人公に対して嫌悪感さえ抱いてしまったほど

人類が滅ばされなければならないほどの犯した罪とは・・・?
世界を新たに創造するという途方もない約束の結末とは・・・?
どれも中途半端な感じになっていて
ある意味 スケールのデカイ作品らしいなっ...と
ウゥゥゥ~~~ン。 そんな映画でしたわぁ
 ★★☆☆☆ <星 2.0ツ>


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『チョコレートドーナツ』の巻

2014-06-01 | 劇場鑑賞した映画

全米映画祭絶賛! 観客賞総ナメの感動作
チョコレートドーナツ

地方の単館劇場から口コミで広がり
テレビのワイドショー番組でも取り上げられて
話題となっていたヒューマンドラマの感動作
ずぅぅぅ~~~っ と観たかったのだけれど
時間がなかなか合わず 若干 諦めモードに入っていたが
ようやく観賞に至りましたぁ

だけれど 劇場としては珍しく整理券対応の大入り状態
チョット早めに劇場に着いたために
かろうじて希望の時間帯で席を確保できたが
チケット販売の窓口では席が取れずに
泣く泣く劇場をアトにする人がいたよ
やはり話題になっている作品なんだなぁ...と実感
STORY = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
歌手になることを夢見ながらショーダンサーとして日銭を稼いでいるルディと
正義を信じて 世の中を変えようと弁護士になったポール。
そして母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコは家族のように
寄り添って暮らしていた。 しかし ルディとポールはゲイであるということで
好奇の目にさらされマルコを奪われてしまう。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた
1970年代アメリカでの実話を基に
育児放棄されたダウン症の子供と家族のように
暮らすゲイカップルの愛情を描いた人間ドラマなのだ

主人公のルディを演じたアラン・カミング
ルディのパートナーポールを演じたギャレット・ディラハント
そしてダウン症の少年 アイザック・レイヴァ
このメインキャストがとにかく素晴らしくて 美しい
そして その美しさを強調するアラン・カミングの歌声
優れたストーリーに 音楽&歌声が良かったら
もう 最強じゃないですかっ!
余談だけれど ストーリーと音楽で話題となっている
ディズニー作品『アナと雪の女王』のヒットと似てるワッ

ワタクシは『チョコレートドーナツ』
相当グッと来たというか...。
上手く表現だきないけれど イイ意味で
予想と想像を超えたデキだっただけに
余韻だけでも 充分泣かされてしまう うっ。うっ。うっ。
最近やや多忙で 心が乾いた状態だったワタクシ
この映画はそんな状態のワタクシにとっては
とてもヤバッかったワケで
なにぶん 乾いた心を潤す程度に留まらず
大洪水にしてしまったのだから。。。ダァァァーーー

社会の片隅でファミリーとなった3人の
実話から生まれた 魂が揺さぶられるストーリーを
劇場の大きなスクリーンで観ることができて 感激
哀しいけれど。。。理不尽だなぁ...と叫びたくなるけれど
勇気パワーという‘希望’も感じられたから
最近の観賞した作品の中でもイチオシ作品かなぁ

 ★★★★★ <星 5.0ツ>


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする