“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『バケモノの子』の巻

2015-09-03 | 劇場鑑賞した映画

細田守監督 三年ぶりに送り出すオリジナル長編作品
バケモノの子

夏休みも終わり ある意味 平穏な日々
無事に学校生活もはじまり
急にお顔が引き締まった様子のイッコ&ニコ
なんせ もうすぐ運動会だからねぇ。。。
運動会の練習がはじまり お疲れモード
ただ 天気がパッ~ としないから
なんとなく 身体が重い今日この頃Fu~uuu。

夏休みに8歳児双子姉妹イッコ&ニコ
一緒に観賞した『バケモノの子』

公開初日だった7月11日から
ずぅ~ 「観たいっ!」と、せがまれていて
8月終盤になんとか観賞に至ったのだ。
実は...。個人的にも楽しみにしていた作品だったんだよねっテヘッ
細田監督の前の作品『おおかみこどもの雨と雪』
想像以上に良かったもので...

交わることのない二つの世界、人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」。
ある日 渋谷にいた少年が「渋天街」のバケモノ・熊徹に出会う。
少年は強くなるために「渋天街」で熊徹の弟子となり
熊徹は少年を九太と命名。ある日 成長して渋谷へ戻った九太は
高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し
生きるべき世界を模索するようになる。
そんな中 二つの世界を巻き込む事件が起こり...。

この作品の魅力はキャラクターが素晴らしい
なんと言っても‘熊徹’は愛すべきキャラ
まるで お子ちゃま そのものなのだ。
喧嘩っ早くて 口が悪い
恐らく 優しいのだろうが素直じゃない
乱暴モノの上に身勝手
ちなみに この‘熊徹’の声は役所広司サマなのだ。
さすが 技量高き役者さんだなぁ
めっちゃ違和感なしデス
 
反発・喧嘩しながらも“親子”の絆が育っていく‘九太’‘熊徹’
この“親子”になっていく過程描写がキュン×2 させられる
相手を認知して 大切に思うことで
人というものは成長するだねッ それが“愛”なのかな
 
物語の途中から17歳の“九太”が中心に展開する。
17歳になった“九太”が人間界の「渋谷」に戻り
女子高生“楓”と出会い
人間世界の情報や知識を体得していくことで
二つの世界を往き来 しながら 自分探しをはじめる。
ここで“九太”の成長する姿を見せつけられて
大人になっていく“九太”の姿に
頼もしくもあり 離れていく物悲しさも感じて
泣かされるワケだよグッスン

でもね。。。一番 泣かされたのは
二つの世界を巻き込む事件が起こった時に
“熊徹”のとった行動なのだ
嗚咽が出るほど泣かされたよっ
眼からだけじゃなく 鼻からもコボレル液体
止められましぇ~ん  キャァァァーーーァ。

この作品は登場キャラクターのみならず
そのキャラクターたちに声をあてている人々もスゴイ
“熊徹”の役所広司をはじめ
細田作品の常連 宮崎あおい、染谷将太、麻生久美子
また 広瀬すず、リリー・フランキー、大泉洋など
なんと魅力的なキャスティングなんでしょう
その声を拝聴するだけでも チョットしたご褒美かもねっ

細田守監督 次回作も期待してマス

 ★★★★☆ < 星4.0ツ>


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏の終わりの巻 | トップ | “グロールシュ・プレミアムラ... »
最新の画像もっと見る

劇場鑑賞した映画」カテゴリの最新記事