少子化で学校の統廃合が盛んである。
私は避難場所が減ってしまうのを非常に危惧している。
電車の技術革新で移動閉塞の研究が進んでいる。
閉塞区間をなくして、前方の列車と一定の距離を保つというか、
運行間隔を詰めようというものだ。
地震や不慮の事故で駅間に数編成が立ち往生したらどうなるのだ。
地下鉄ならリアル「漂流電車」である。
私は一駅間一閉塞でもいいとさえ思っている。
電車は2分間隔より詰めてもあまり意味がない。
地方に言わせれば10分間隔だって羨望である。
巨大防潮堤だの波をかぶったところへの建設ラッシュだの、
訳の分からない「復興」が闊歩している。
山本夏彦曰く「居ながらにして経験する者は少ない」
原発再稼働にしても、あれだけの犠牲者、被災者を出しながら、
我々は震災から何を学び、何をしようとしているのか。
社民勢力の自爆にして必然の退潮で、
これからの生涯を傍観者として過ごさなければならないのか。
私は無力感に充ち満ちている。