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折々のうま-当たらぬでもなし

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経済にはボリュームを要求される場面がある

2016年01月25日 01時44分44秒 | 経済
不毛なシェア争いは見るに堪えないが、
経済にはボリュームを要求される場面がある。
この辺が理解できないと、なぜマイナス金利が成立するのかということが、
分からなくなる。

銀行は一旦預かった資金を運用しなければならない。
中央銀行のブタ積みという手もあるが、
海外では規制があって思うように積めないことがある。

兆近いお金を金庫にぶち込んでおくこともできず、
マイナス金利でもドイツ国債に投資せざるを得ない。

選択と集中などは成熟しない産業か、コンサルタントの妄想で、
メガが付く業種やシェア1位の業態は利は薄くとも、
あるいは赤字でも組織を回していくために仕事をせざるをえない場面がある。

そういった観点からはアメリカの公定歩合引き上げは経済原則から行くと
妥当極まりないものだが、やむなくマイナス金利を受け入れていたEU経済圏からは、
濁流のごとくドルが環流し、未曾有の金融収縮をもたらすだろう。

1番の影響は私は中国ではなくロシアに出ると思っている。
為替と原油安のダブルパンチで相当な苦境のはずだ。
親日派プーチンが失脚したときに日本は西側社会の生け贄にされる可能性がある。

そういう点では北朝鮮問題でのロシアの出方に非常に神経をとがらせている。

FRB利上げでECBのマイナス金利はどうなるのか

2015年12月27日 02時08分49秒 | 経済
日本のマスコミは黙殺なので、知らない人も多い。
筆者は株はお休みしているので、触れることは少ない。
日本でも瞬間値で国債のマイナス金利が出ることはあるが、
堂々と「公定歩合」でマイナス金利は異常だ。
インターバンクとはいえ、マイナス金利は恒常的になっただけでなく、
さらに0.3%まで進んでいる。

人類未踏の「実験金利」は様々な弊害をもたらしているが、
一番の問題は貯金を積み上げるという、
勤勉、剛毅の職人気質が投機金融に踏みにじられてしまう点だ。

予想される展開としては、
1.証券会社の特定口座のように管理料を取る。
2.年金、給与振込口座の囲い込みが始まる。
3.高額預金者を優遇する。
4.決済機能に特化した「集中支店」の開設が進む一方、不採算店舗の統廃合に拍車がかかる。
5.無金融機関自治体が増加する。

ECBのマイナス金利は金縛り状態なので継続だろうが、
やってられない英ポンドのEU離脱もあり得る。
そうなれば、またEUのドイツ独裁色が強まるが、
逆にドイツが支えきれなければEUは空中分解、マルク復帰説も根強い。

ハイパーインフレの発生まで、もう利息は払うことはあってももらうことはない、
ということだ。

公共事業削減、公務員給与カットは強力なデフレ誘導でもある

2015年12月27日 02時00分09秒 | 経済
東京はともかく、地方は行き詰まるだろう。
「易しい政治 分かり易い政治」は往々にして、このような罠にはまる。
安直な、余りに軽率な愚民ポピュリズムのなれの果て。
一例として、「文楽は不要」を挙げよう。


漢字、安保、そして経済、問われる安倍総理の「資質」

2015年10月11日 07時21分47秒 | 経済
安倍首相の経済への理解度に対する疑問(DIAMOND online)

保守系経済誌まで小馬鹿にこき始めた。
しまっておけない大声ダイヤモンドだ。

僕たちが住む この世界は 誰かへの愛で満ちてる

秋元康の詞には心打つフレーズがたまにある。