最近の出来事

ニュースや新しいテクノロジー、サイエンスについて感じること。

Memorial Day Weekend

2010-05-31 09:07:34 | 日記
今日から、公式に夏。
町のプールも今週末は無料で開放される。
気温も30度近くまで上がり絶好のプール日和となった。
子供達は近所の同級生の親に連れられてプールへと出かけていった。

やはり、メモリアルデーはBBQである。
早速、普段敬遠している高級食材屋へ出かける。
そのお店は、有機栽培の果物や野菜が中心で、しかも新鮮で美味しい。
肉はホルモンや抗生物質を不使用の牧場のもの。
それでも、リブアイがグラムあたり300円から350円くらいだ。
日本に比べればかなり手頃な値段だと思う。
牛肉500グラムのステーキが1600円前後だから。(2人分)

それでも、普段購入しているグラム100円から200円の牛肉に比べれば割高だが。
アメリカ人は脂肪の少ない部位や歯ごたえのある部分を好むのでニューヨークストリップやフィレ肉が高価で脂肪の入った部分は安いのだ。

炭火でBBQ をする。
この簡単な構造の Weber が魔法をかける。
厚さ4cm、約500グラムのステーキなら 片面6分、そして反転して4分。
中央部がピンクで暖かい焼き上がり状態となる。
焼き野菜には牛角のたれ、椎茸は醤油とお酒だけで十分。
ゆでたコーンとポテトサラダを付け合わせとして、チキンスープを加えて夕食の献立が出来上がった。
なんと言っても正味調理時間が30分程度と手間のかからないのが嬉しい。

さて味は……… 美味しい。
炭火で仕上げたことによる表面の独特の香ばしさと、短時間の調理による中のジューシーさを同時に味わえるのが至宝。
炭火焼きのカルビならこの香ばしさは生まれるが、肉をほおばった時の歯ごたえとしみ出てくる肉汁の味わいが楽しめない。
フライパンで調理するとリブアイはしつこくなるが、炭火だと余分な油が落ちるので気にならない。

実は今日初めて牛角のにんにくだれを使ってみたが、これが大正解。
タマネギやスッキーニとの相性が良い。
ゆでたコーンの塩味、ポテトサラダのマヨネーズ味、焼き椎茸の醤油風味、と組み合わせて、多彩な味を演出できた。
因みに肉は塩こしょうとニンニク少々のみ。

今夜の献立でした。

ドライブウェイと車庫

2010-05-30 04:37:42 | 日記

だいぶ車庫の前の舗装にがたが来た。
話を聞くと、舗装は5ー6年の寿命だという。
2005年に家を買った時点で既にそろそろ再舗装かという状態だったのでもう限界だ。
ついでに、車庫の入り口周囲のコンクリートも修繕することとした。

古い舗装を全てはがし、新たにアスファルトをいれる。
車庫入り口のコンクリートも塗り直す。
総額$2600。
満足のいく出来上がりだ。
アイルランドのダブリン出身という親方は約束した仕事をきっちりした。

さて、後は自分でコンクリートの塗装だ。
まず、アクリル樹脂のプライマー(下塗り)を施して3時間ほど乾燥させる。
白(flat white)を塗って作業を終了。
今日と明日は晴れの天気予報なので無事に乾くだろう。

Alto

2010-05-29 22:28:27 | グルメ
北京から友人が来米し、Altoで会食。
7皿の料理にそれぞれワインを合わせるというコースを楽しむ。
イタリア料理店という看板だが、実際にはフランス料理に近い。
特にソースとプレゼンテーションはフランス料理だと言われれば疑わない内容。
ワインは全てイタリアもの。

まず、レンゲに乗った一口の付け出しから入る。
これは7品に含まれない。
次に、牛肉のタルタルにロゼを合わせる。
絶妙の組み合わせで、これからの展開に期待を持たせる。
ソムリエも丁寧にワインの説明をしてくれる。
その後、3種類の白、2種類の赤、デザートワインを1/3杯くらいずつ楽しむ。

途中、一つだけ好みでない組み合わせがあった。
シラーズのような赤(実際オーストラリアのブドウをイタリアで育てなもの)をしっかりと味付けをした卵+牛乳+バター+きのこ+揚げた鴨という料理に合わせようとしていたが、ワインの方が少し押されていた気がした。
料理の名前の方は忘れたが、フランスのフルボディーの赤にもしっかりと向き合える一品だと感じた。
その他のペアリングは素晴らしく、料理とワインがお互いに引き立て合っていた。

マンハッタンで、イタリアワインを楽しむならこのお店という感想。

社民党

2010-05-28 22:58:51 | 日記
福島瑞穂党首が罷免となった。
これだけ政治的立場が異なるのだから、自ら職を辞して社民党が連立を離脱するというのが筋だと思うが。
罷免しろと要求するのは政治パフォーマンスとしては安っぽい。

今回のドタバタは、鳩山首相の不勉強ぶりを晒す結果となった。
やはり、政権を取るためには真剣に構想を練っておかないと。
人気取りだけでは足下が不安定だという典型例だった。

マイクロソフト

2010-05-27 11:54:52 | 日記
今年の4月現在での、ヨーロッパにおけるパソコンOSのシェアが発表された
Win XP: 56%
Vista: 22%
WIn 7: 12%
Mac OS: 7 %

この数字の面白いところは、未だにXPが過半数を占めていること。
2世代も前のOSが一番人気があるいうこと自体が異常である。
マイクロソフトの失敗がここに表れている。

丁度、各新聞に APPL の時価総額が MSFTを3億ドルほど上回ったという記事が出ていた。
象徴的な出来事である。

もちろん、マイクロソフトはサーバー、特に Exchange では他を寄せ付けない優秀なシステムを公開しているので凋落するわけではないが、独走態勢が終焉したといえる。

24

2010-05-26 13:30:46 | 日記
24シリーズのテレビ放映が終了した。
次は映画(2012年予定)だが、このドラマはある意味重要な問題提起をしている。
登場人物の中で、認容出来る倫理感を持っているのはクローイだけであるが、彼女にしても自分の倫理観からは外れている。
「認容出来る」というのは、「その倫理感を持った人間が存在することを認容出来る」という意味だ。
では、不道徳で受け入れることの出来ない倫理感を持った人物が多数登場する24のどこが重要なのか。

このドラマのテーマはアメリカの閉塞感と苛立ちである。
究極の Utilitarian (結果が全て、手段は問わない)というジャックバウアーを主役として、最大限の利益のためにと言う旗印の下、邪悪の限りを尽くすのだ。
テロリストと何ら変わるところがない。
何故人気があるのか?
それは現実世界では彼のような行動が認められないからである。
架空の話で閉塞感を打破したいのだ。

ジャックに "I give you my word." と言われてすぐ返さなかった人が次々に死ぬ一方で、弾丸がジャックを避ける時、またぼこぼこに殴られた数分後に腫れ一つ無い顔で元気に走り回るジャックを見る時、人はジャックに神を見る。
法律や規則だけでは秩序が守れないという現実をみんな知っている。
その秩序を守る法を超えた存在が彼なのだ。
アメリカは国際社会での無力感に対して、そんな存在を求めている。
或いは自らがジャックになりたいのか。
今回のジャックの言葉から。
"I'm the judge and the juror."


さて、感想はと言うと、8日目は4日目や6日目に比べればまだマシというところだ。
8日間全部観てしまったので、嫌いな訳ではない。
最後の結末は、良かったと思うがそこに至るまでの作りは意外性に乏しく少し物足りない。
安易すぎる展開も作家陣の才能のなさを物語っている。
話の暴露を避けるため具体的な内容には触れないが、 後半の12時間にその傾向が顕著だ。
後は映画に期待である。

岡本卓

2010-05-25 20:55:16 | 日記
日経新聞に岡本卓の記 事が掲載されていた。
アメリカでの行為が産業スパイであるとされ、FBIから手配された。
日本政府に対して身柄引き渡しの要求があったが、裁判所の判決は引き渡しは不可というものだった。
日本に同等の法律がないため同じ行為が違法とならず、日本国民をアメリカ側に引き渡す理由が無いと言うことだった。
逆のケースは、アメリカ軍兵士の日本での犯罪行為にたいし身柄引き渡しの拒否理由として使われていたから当然といえる。

実は彼がアメリカを出国す直前に電話をもらった。
彼の部下だったか同僚だったかに関しての相談だったと記憶している。
FBIの捜査が来るのではと覚悟していたが、結局来なかった。
電話の記録までは調べなかったのか。
彼の研究材料の持ち出し行為については色々な意見があると思うが、基本的には人間関係のもつれである。
医療に関する裁判も多くが医師に対する不信に根ざしているように、この事件もお互いの信頼関係が崩れたところが本質である。

誰かが独立する際には、のれん分けのように研究材料を持って行くことは良くある話であるし(自分の場合もそうだった)、それが犯罪なら手が後ろに回る人は多い。
どんな仕事でも、人間関係が基本だという事実は変わらない。

実は、岡本が裁判になった際も、自分たちの集めた署名、地元の人々(北海道)の嘆願等が少なからず影響したのではと信じている。
彼の築き上げた人間関係が彼を守ったのだ。

29万頭

2010-05-24 22:23:02 | 日記
宮崎県で殺処分の対象となる牛豚の数だ。
実際に処分された家畜は1/3(10万頭)にも満たない。
数が大きすぎて現実感がわかない。
一日に一チームが安楽死させられる数はせいぜい数百頭ではないか?
借りに300頭として1000日・チームかかる計算となる。

本来動物をケアする役目の獣医が、これだけの数の動物を薬殺しなければならない。
しかも連日である。
その心境たるやいかばかりのものか。
一般人の想像できる限界を超えているとしか言いようがない。

長いループ式トンネルを抜けようとしているようなもので、先の明かりが見えないに違いない。
だが、必ず出口はある。
プロとして強く仕事を続けて欲しいと願う。

ディナークルーズ

2010-05-23 19:28:07 | 日記

ハドソン川のディナークルーズは隅田川の屋形船のようなモノである。
ゆっくりと食事を楽しみたい人にはもってこいだ。
8時半から11時半と3時間かけてマンハッタン西橋の桟橋から反時計回りにイーストリバーへと進み、59丁目橋のあたりで引き返してくるコースを取る。
メインコースが終わった頃に自由の女神が見頃となる設定だ。

食事は普通。
生演奏は期待していたほど上手ではなかったが、音量が抑えてあり邪魔にならなかったのが救いだ。
基本的には何かのお祝いをする人々と、観光客しか見あたらなかった。
きっと独立記念日には花火大会があるので賑わうのだろうな。

Sex and City

2010-05-22 11:40:14 | 日記
キャリー・ブラッドショーがアップルのラップトップで物語を書いているというのが Sex and City の設定だった。
今回の Sex and City 2 ではHPのコンピュータを使っている。
何という変節。
HPではちっともお洒落ではない。
物語の本質から外れている。
これもHPの宣伝活動に依るのだろう。

最良の靴を履き、みんながあこがれるファッションで、最高の小物を使いこなすのがキャリーではなかったのか?

口蹄疫

2010-05-21 12:51:59 | 日記
遂に、宮崎県の種牛が全滅の危機に。
避難させていたエース級の6頭のうちのうち1頭から、ウィルスの遺伝子が検出されたという。
昔から風に特効薬がないと言われているとおり、小さなRNAウィルスに関しては特効薬がない。
ましてやこのウィルスの感染力たるや、すさまじいものがある。
致死率が高い(発見されると殺処分)にも関わらず、流行が続くのが凄い。
空気感染だと言われているが本当だろうか。
発病しない動物があり、潜在的なウィルス保有個体がたくさんいるのではないだろうか。
特に鳥とか昆虫とかがウィルスを運べるとしたら、コントロールは非常に難しい。
爆発的に流行するためには、ウィルスの影響を受けない宿主が必須だろう。
例えばカナダでは犬と狼がウィルス伝搬に重要だったという。

このウィルスで国を責めている人が多数いるようだが、すぐにどんな手立てを取ったところで状況は変わらないと思う。
だれかに責任を押しつけて気を晴らしたいという同期は分かるが不可能だ。
ウィルスの拡散する方法がはっきりと分かってないのだから。
インフルエンザの時のように、無意味な空港検疫を政治パフォーマンスのためだけにすると言う愚かなことは繰り返さないで欲しい。

City Island

2010-05-20 07:24:02 | 日記

この映画は日本での公開が予定されていない。
残念なことだ。
アンディー・ガルシアのベスト映画と言って良いと思う。

これまでの彼は、ゴッドファーザーIII のビンセント・マンチーニ役が常にちらつき、キザで冷徹な二枚目役が多かった。
オーシャンズシリーズでのカジノの帝王役や「奴らに深き眠りを」 (Hoodlum) でのマフィアのボス役などである。
今回は俳優になるという夢を持っているさえない刑務官が役どころだ。
物語はニューヨーク・ブロンクス東端にある City Island を舞台としている。
或る意味で典型的な、非常に騒々しい一家だが、みんな大小の秘密を抱えている。
些細な隠し事としては、喫煙とか、密かに演技のクラスを受講しているとか他愛のないことから始まり、大麻所持で挙げられたなど、ある程度大きな問題まで含まれている。

主人公のビンスは演技のクラスで、個人として最大の秘密をパートナー(モリー)と分かち合うという課題をもらう。
モリーにも実は忘れてしまおうと努力している過去がありそれが最大の秘密なのだが、それを隠してビンスの抱えている秘密を明らかにさせる触媒役を果たしている。
モリーを演じる Emily Mortimer はマッチポイント(ウッディ・アレン監督)の時よりはるかに魅力的だ。
こういう役の方が彼女の良さを最大限に生かせると思う。

その他の家族全員がそれぞれ打ち明けることの出来ない秘密を抱えているのだが、基本的に善人であり、みんな良心の呵責に悩まされている。
奨学金を打ち切られて切羽詰まった娘をアンディーガルシアの実の娘が演じている。
少し変わった趣味を持つ、美味しい役どころの息子はこの映画のスパイスだ。
妻の役はERでお馴染み Julianna Margulies が演じている。
(1994年の放映第一作は彼女が自殺未遂をして病院に運ばれてくるところから始まっていた。)
気が強く情の深い女性を演じさせたら第一級の彼女がはまり役を見事にこなしている。
仮釈放される前科者を演じるスティーブン・ストレイトはモデル出身だ。
まるで Abercrombie & FInch に出てくるモデルのようだ。


この作品は誰にきいても高評価だ。
心の暖まる喜劇だが、その中で複雑な精神の葛藤や、もつれた人間関係を上品に克つすっきりと表現している。
特に、モリーの物語は決して表に出てこないが、ビンスの秘密のミラーとして粋に描かれている。
必見としたい。


☆☆☆☆

しあわせの隠れ場所

2010-05-19 04:35:50 | 日記

The Blind Side をDVDで鑑賞した。
この原題名は、アメリカンフットボールでクォーターバック(QB)を守る大切なプレーヤー、レフトタックル(LT)の物語に由来する。
QBが右利きの場合、左側が見えない(Blind Side)ため、そこを守るLTが大変重要なのだ。
もちろん、この言葉は人生にも当てはめられている。
主人公が見えないところを、本能的に守る役目をマイクがになっている。

邦題名は、主人公とマイクの人間的な絆に重点を置いて選んだのだろう。
本来個人が持っている長所をいかに発見し伸ばしていくかが一つのテーマなのだが、タイトルから敢えてその部分を削り取ったのは、そういう教育が日本ではあまり評価されていないからだろうか。

サンドラブロックの少し押さえぎみの演技と、間の取り方が彼女の円熟味を感じさせる。
個人的には、あなたはわたしのムコになる(The Proposal)の中での役(Margaret Tate)が彼女の魅力を最大限に生かすと思っているのだが、今回のトゥイー夫人も悪くない。

そして、無名ながら一番美味しいのは、SJ。
見ていて楽しいの一語。
見終わった後に胸の中が暖かくなる珠玉の一品。

☆☆ ☆☆

Robin Hood

2010-05-18 15:14:02 | 日記
ロビン・フッド
この映画はどこかがおかしい。
どこでどう間違えたのだろう。
3人のアカデミー受賞者を揃え(Cate Blanchett, Russell Crowe & William Hurt)、Thelma & Louise, Gladdiator, Hannibal のリドリー・スコット監督が十分な予算を持って作成した映画となると、当然期待値は高い。
しかも出だしは独創性にあふれ、ゆっくりとしたペースながら、飽きさせない展開だった。
最初の30分くらいまでは予想外な作りで名作の予感があった。
ところがいつまで経ってもペースが上がらない。
その上、Max von Sydow にロビンの過去を説明させるのである。
何という興ざめ。
脚本がひどい上に、撮影、編集ともに平均的な出来映えだ。
論理的に理解不可能な部分も多くありしっくり来ないため、心から楽しめる、集中できる映画とは言い難い。

期待値が高かった分失望も大きい。
もちろん娯楽映画としては十分楽しめるし、大画面で鑑賞する価値はある。
これだけの資源を用意しながらこの作品とは、もったいない。
☆☆

ルービックキューブ

2010-05-17 19:41:35 | 日記
子供がネイチャークラスキャンプに行くというので準備を始めた、
配布されたプリントの中に電気を利用しないゲームを用意という項目があった。
アイデアを得るために買い物に出かけたところ、ルービックキューブを見かけた。
子供も興味があるようなので一つ買ってみた。

久しぶり(30年以上触っていない)なので、少々手こずったが何とか元に戻すことが出来た。
そういえば、何秒で出来るかを競うテレビ番組もあったっけな。