最近の出来事

ニュースや新しいテクノロジー、サイエンスについて感じること。

Abater, The Last Airbender

2011-01-31 23:48:15 | レビュー
シャマラン監督のエアベンダーが余りに酷かったのでオリジナルを借りてきてみた。
ニッケルオデオンのアニメだが、これが面白い。

キャラクターもはっきりしており、ソッカのボケぶりや、アンの生の喜びに満ちた内面が生き生きと描かれている。
実写の映画版ではこれらの人格を全て凍死させており、監督の気が狂ったとしか思えない。
アンも暗い性格として描かれ、物語が本来持っている輝きを全て失わせている。
映画は完結しておらず続編を意識した作りだが、脚本と監督を買えない限り期待が持てない。

オリジナルアニメについては第2巻、第3巻と見ていくつもりだ。

★★★★☆

爪楊枝で作る橋(2)

2011-01-30 19:29:56 | 科学
今日は実際にアーチ橋を作ってみた。
(未完成)

短いアーチが二つ。
長いアーチが1つ。
短いアーチをつなぎ合わせて下の台を作るところまで。

平らな爪楊枝の両端の幅が違うので2枚張り合わせて部品をつくたが、作り置きの分を使い尽くしたので終了。
明日のために、材料作りに励む。
思っていたよりも丈夫だ。
うまく組み合わせれば、橋の形を残したままで十数キログラム重はいけそうだ。

コーティングと前処理が禁止なので、中国製の平爪楊枝750本で目標は15キログラム重としておこう。
今日スペイン製の平爪楊枝を買ってくるので、それで20キログラム重を目指す。

節分

2011-01-29 12:31:18 | 日記
今日は日本語学校で節分の行事があった。
幼稚園生(年長組)と小学校1年生に豆まきを体験させるというもの。
そこで鬼役のボランティアを募っていたが、なかなか集まらないというので手伝うことに。

お父さんが4人、鬼役をかって出ていたがアメリカ人が2人もいた。
幼稚部ではほとんど(9割以上)が両親とも日本人なので、この割合は不自然だ。
前回の行事でも同様のことがあった。
「日米で同じようにお父さんが学校のボランティア活動をする」とすると、アメリカ人のお父さんが半分以上となる確率は5%以下だ。
それが2回続いたわけだから、こんなに数字が偏るのは0.5%以下の確率だ。
元の仮説は棄てていいだろう。
つまり、アメリカ人のお父さんの方がボランティアに積極的だと言って良い。
直感で感じることと同じだ。
文化の違いか?

豆まきでは例年のように泣く子が出るかと思ったが、今年は皆無だった。
力一杯マメを投げつけてくるので結構痛い。
小学生の部では、蹴りを入れてくる子や、パンチを見舞う子などもいて気が抜けない。
まあ、子供は元気な方がいいから仕方ないが。

各部(幼稚部、小学校1年生)で約15分の駆け足、追いかけっこ。
いい運動になった。

爪楊枝で作る橋

2011-01-28 21:39:29 | 科学
小学校4年生のプロジェクトで、つまようじと木工用ボンドだけで橋を造るという課題が出た。
長さ30cm、幅5cm、高さ5cmの箱を乗り越える形でなおかつ橋の幅が箱の幅より広くなければならない。
橋の総重量をはかり、どれだけの重さを支えられるかを測定する。
効率(支えられる重さ/橋の重量)が一番大きい橋を作製した人が優勝。

ひもを使えないので吊り橋は難しそうだ。
三角錐を組み合わせたアーチ橋も考えたが重くなりそうだ。
横からの力を無視して良いので細長ピラミッド啓のアーチ橋を試作することになった。

中央にかかる荷重を均等に分散させることが難しい。
どうやら三角関数が必要だ。
直感で肋骨部は60度と鉛直とすることにして、ドラフトを作ってみた。



左が横から見た図で、右が正面から見た図。
下のアーチは正面から見ると3角形、上から見ると4角形となっている。
上のアーチは下のアーチと同じ曲線で長さが違うだけ。
下のアーチから3角形の形で支柱が伸びている。
どうだろうか?

専門家ではないので、アーチがどの曲線にするべきかが分からない。
衛星のアンテナのように放物線?それとも円弧?指数曲線?三角関数
全く無知である。
いくつか、実際の橋の写真を検索してみたがよく分からない。

支柱についてもどう配置すれば均等な加重分散になるかが分からない。

かくなる上は、模型をいくつか作って試行錯誤するしかない。
橋の壊れ方を見て工夫するか。

2011-01-27 23:40:10 | 日記
今年の雪はサイクルが短い。
雪の多い年は通常7日ごとに降る。
今年は5日おきに雪が積もる。

今朝も30cmを超す積雪。
吹きだまりでは1m超となっており小型の除雪機では歯が立たない。
シャベルで少し道を空けて削り取るように壁を崩すしかない。

ドライブウェイを空け、車を掘り出すだけで2時間以上もかかった。
幸い、自分の仕事も子供の学校も臨時閉鎖となったので雪道を運転する必要がなくなった。

ニューヨーク市内では予算の都合で、数日間も除雪車の通らない道路が数多くあるという。
日常生活に支障を来している。
幸いこの辺りは、町の道路管理が行き届いており、雪かき中だけでも4回ほど除雪車が通った。
午後には道路上の雪も消え、アスファルトの黒色が道路両側の雪の壁と鮮やかなコントラストを見せた。


グーグル

2011-01-26 07:52:56 | 日記
グーグルにおけるアンドロイド関連部門の責任者エリック・チュの発言で見逃せないものがある。
フォーブスによれば、彼は「アンドロイドのアプストアが期待はずれの状況だ」と不満を漏らした
その際、容認できない発言があった。

「ユーザーのアドレスブックをソフトウェア開発者が利用できるようにする」というものだ。
つまり誰と誰がつながっているかをグラフ(ソーシャルネットワーク)にして広告主やソフトウェア開発者に提供するというのだ。
個人のプライバシーを全く考慮していない。

もちろんグーグルは広告会社だから、ユーザーのアドレスブックが宝の山に見えても仕方がない。
しかし、そこにある個人情報に手をつけるというのは倫理上許されないのではないか。
知り合いがアンドロイド電話を使っていたら、住所録から自分の情報を消してくれと頼まなければいけない。

これまでもウェブブラウザーやウェブページを通じて、ウェブの利用状況に関する個人情報をかき集めてきた会社だ。
個人情報を保護していては商売が成り立たない。
収入源が広告に限られているという大きな制限のため違法すれすれのところで活動するのは致し方ないが、何をしてもいいというわけではない。
グーグルの倫理観が今問われている。

ちなみに、チュによると現況打破の秘策とは

1.アプリケーションの中で買い物が出来るようにする
2.電話会社を通じて支払いが出来るようにする
3.アプストアの内容を整理する
4.ソフトウェア開発者に対するニンジンとして、ユーザーの住所録を解放する。
5.HTML5を利用したアプリケーション開発を目指す。

#1は1年前よりアップルが行っており、2匹目のドジョウを狙ったものだ。
ただの物まねで問題はない。

#2は直接支払いを受け取れるアップル社と異なり、グーグル社の弱点だった。
各国の電話会社との個別交渉になるので楽ではないが、通らなければいけない道だ(遅きに失した感はある)。

#3は現況を端的に表している。
アンドロイドのアプストアはただのリングトーンや壁紙、ウィルスで溢れており、まっとうなアプリケーションを見つけるのが難しい。
何らかの手入れが必要だ。
正しい方向といえる。
事前審査がないのも問題だ。
「自由」を掲げているからだが、そのためユーザーが保護されていない。

#4は上に述べたとおり言語道断だと思う。

#5は自分の首を絞めている。
つまりアンドロイドは通過点でもうすぐやめますよと宣言したのも同然。
そんなプラットフォームに誰が投資するだろうか?
将来のないプラットフォームのために時間を費やしてアプリケーションを作製する開発者がどこにいるだろうか?

グーグルが正しい戦略を立てられないのは、ハードウェアを知らないことと、あくまでも広告主の側にいてユーザーを金儲けの対象としてしか見ていないからではないか。

ブルーバレンタイン

2011-01-25 14:58:36 | レビュー

今日も雪。
ニューヨーク市が今年の雪対策費を使い切ったというニュースが伝えられていた。
何度目の雪かきだろう。
12月に1回。
1月に入ってから5日に1度のペースで除雪しているので今年は5回目か。

火曜日は休みなので雪をどけたら映画。
「ブルー・バレンタイン」 (Blue Valentine)
この映画はクロスカットを巧みに使って、熱いラブストリーとその終焉を見事に描いている。




登場する二人の俳優、ミッシェル・ウィリアムスとライアン・ゴズリング(ノートブック)の演技を味わうだけでも十分見る価値のある映画だ。
そういえばミッシェル・ウィリアムスの元恋人ヒース・レジャーが亡くなって丸3年 (2008.1.22) が経つ。

********** Spoiler Alert **********

ライアン・ゴズリング演じるディーンは恵まれない環境で育てられ、「家族」に対する思い入れが強い。
幸せな家庭を築くことが人生最高の目的であり、そのためには仕事を必要最低限として子供と過ごす時間を増やしたいという考えを持っている。
愛犬や娘に対する強い愛情が映画の冒頭からひしひしと伝わってくる。
ミッシェル・ウィリアムス演じるシンディーに対しても終始ロマンティックに振る舞っている。
ただ、その愛情表現は少し変わっている。
例えば、ウクレレを弾きながら歌うとか、テーブルの上にレーズンを置いて手を使わずに食べるとかが彼なりの気持ちの表現となっている。
仕事で立ち寄った老人施設でのエピソードにもその人格が鮮明に描出されている。

一方、ミッシェル・ウィリアムス演じるシンディーは男女関係について少しさめているが、向上心に溢れ、医師となるべく努力している。
彼女は崩壊した家庭で育てられており、人を愛することが下手だ。
男性経験こそ15歳から大学生になるまでに25人を数えるという活躍ぶりだが、真の愛情を知らない。
大学での彼氏は見るからにやんちゃでトラブルを起こしそうな雰囲気で一杯。
彼女が妊娠したと分かった時にいち早く彼女を支えるために立ち上がったのがディーンだった。
二人は結婚し、一見幸せそうな家庭を築くが...

シンディーとライアン、シンディーの娘フランキーの一日から映画が始まる。
どこにでもあるアメリカの家庭だ。
ただ、二人の間にすきま風が吹いているのが分かる。
人物描写が見事で、この場面だけで主話の基礎が数分間で固められる。
もう一つの筋書きは二人の出会い。
激しく燃える恋が丁寧に映像化されている。

この二つのストーリーが交互に登場して絶妙のコントラストを見せている。
両話を通じてディーンは勤勉でロマンティックな若者して描かれ、シンディーは上を目指して必死で奮闘している女性として描かれる。
そして、誰が悪いわけでもなく、二人のすれ違いが拡大し破局へと局面が展開していく。
ハリウッド映画には珍しく、善悪の区別を付けていない。
実生活でもありがちな、ボタンの掛け違いが埋めようのない大きな溝となっていく様子がリアルに描かれている。
話の展開がきわめて自然で理にかなっているにもかかわらず、諸悪の根源を特定できないところにこの映画の凄さがある。

************************************

この映画は当初成人映画指定(NC-17)だった。
今でこそR指定だが、納得できない。
言葉が汚いと言っても、喧嘩する際のFワード程度だし、セックスシーンもリアルだが決してエロティックではない。
むしろ、とてつもなく哀しい。
二人は情熱に溢れる激しい濡れ場と気持ちの通じない寂しいセックスシーンの両方をうまく演じている。
特にシンディーがモーテルで下着を脱いで足を開く場面は寒気を覚えるほどだ。
ディーンすらその冷たさに震えてしまう。
これらの場面が理由でNC-17になったわけだからMPAA(映画のレーティングを決める人々)は機能していないのではないか。

脚本、監督、俳優ともに素晴らしく、ミッシェル・ウィリアムスがアカデミー賞の候補になったのも当然だ。

★★★★☆

日本での情報
公式サイト
Cinematoday










厳寒

2011-01-24 13:53:03 | 日記
今朝は華氏で零度以下になるという寒さ。
摂氏に換算すると零下20度くらい。
過去6年間で一番気温の低い日となった。
厚めのズボンをはいても寒さが凍みてくる。
スキー用のヒートテックが大活躍する状況だ。

今日はマッキントッシュの誕生日。
(1984年1月24日)
映像を見るとスティーブ・ジョブズは結構イケメンだ

プレゼンテーションのスタイルは変わっていないなと思う。
彼のキャッチフレーズ "One more thing" と "First time ever" は当時から使われていた。
後者は、彼の新しいことに挑戦スタイルを表している。

もう一度、彼の "First time ever" を聞きたい。


残念

2011-01-23 23:52:32 | 日記
残念ながらジェッツはいいところ無く敗退。
スティーラーズはランニングプレイが力強く、ディフェンスもサンチェスを完封した。
来年は東地区で優勝して、プレーオフをホームで戦って欲しい。

ジェッツ

2011-01-22 21:06:40 | 日記
明日はNFLのカンファレンス決勝。
ここで勝ったチームがスーパーボールに出場する。
ジェッツは2年連続でここまでたどり着いた。
ちなみにジェッツがスーパーボールに出場したのは47年前だ。

強くなったものだと思う。
15年くらい前は、勝率が2割に届かない弱小チームで、NYジャイアンツのスタジアムでホームゲームを行うという寂しい状況だった。
近年ははペイトリオッツの陰に隠れてはいたが、レギュラーーシーズンの勝率が5割を超えていた。
今年のプレーオフはワイルドカードで出場し(ペイトリオッツが東地区の優勝チーム)、ペイトン・マニング、トム・ブラッドリーというNFLのトップクオーターバックをロードで破っての決勝進出は特筆に値する。

明日の相手は、プレーオフの常連、スティーラーズだ。
ピッツバーグはグリーンベイなどと同じく熱狂的なファンが多く、ビジターはかなり不利な戦いを強いられる。
まさに、先日のサッカー日本代表と同じ状況だ。
カタールとの死闘は最後まで目が離せず、また、代表チームの勝負強さにも感服した。
ジェッツにも敵地での奮闘を期待する。

The Last Airbender

2011-01-21 17:06:29 | レビュー
シャマラン監督のエアベンダーは昨年夏、日本で前売り券を買ったおきながら観なかった作品だ。
購入後に見かけた、一般客の評価があまりにも低かったからだ。

昨日偶然、図書館で見かけたので借りてきて観ることにした。
雪で休校が予想されていたこともある。
本当のところはどれだけ駄作かを確かめてみたく、興味津々だったかったからだ。
全く期待していなかったにもかかわらず、あまりの質の低さに驚愕した。

まず、脚本がひどすぎる。
よくこれで映画化が認められたものだ。
シャマラン監督がどうしても実写映像を作りたくてごり押ししたのではないだろうか。
説明が多すぎ、エピソードもバラバラでまとまりがない。
映画が始まるとすぐに「ところでこれはこういうことなんだよ」という解説が入り、それが延々と続く。
その上、同じ台詞が不必要に繰り返され(例えば Great library )、垢抜けない会話が続く。
台詞ばかりではない、水や火などを操るための動きに無駄が多い。
ベンダーの動作には細かい動きに至るまでそれぞれ意味があるはずだ。
シャマラン監督がマーシャルアーツに傾倒しているのはわかるが、ここでは自分の趣味を押し出す場面ではない。

脚本が不出来のせいかもしれないが、俳優陣の演技が全くの大根。
台詞に必然性がないので演技しづらいだろうなと同情はするが、それにしても限度というものがある。

登場人物の描写も表面的となり、映画に深みがない。
唯一、ズーコ王子を演じるデーブ・パテル(スラムドッグ$ミリオネアーでジャマールを好演)が内面の葛藤を表現しようと孤軍奮闘しているが、主役級があのていたらくでは焼け石に水だ。

映像効果だけは、許容範囲の仕上がりとなっている。
これでは、元の作品(漫画)に対する冒涜だと言われても仕方ない。

興行的にはかなりいい線を行ったが、これはひとえにオリジナル作品のおかげである。
今回の作品で評価を落としたのでたとえ続編が映画化されたとしても、今回のようなヒット(オープニングで$50M以上)は難しいのではないか。
シャマラン監督自身の評判も地に落ちた。

特撮に敬意を表して一つ星だ。

★☆☆☆☆


また雪

2011-01-20 17:34:26 | 日記
今夜はまた15cmほどの積雪が予測されている。
今年は雪かき出動が多い。
12月に1回は例年と同じだが、1月に入ってこれで4回目になる。

今日中に今週の仕事を終え、食料品を買い込んだ。
ゴミ箱を片付け、ドライブウェイに駐車してある車の位置を調整。
車庫内で雪かき機と車の順序を入れ替えて準備完了。

明日は午前6時半にいったん除雪(12cmくらいの積雪を予想)を行い、お昼頃に雪がやむ予報なので除雪車の通過を待って、再度出動の予定。
(除雪車が通過するとドライブウェイの入り口に堰が出来るので、それを片付けなければいけない。)

近場のスキー場に雪が積もるのはいいことだと考えることにしよう。

The Fighter

2011-01-19 20:32:32 | レビュー


「ザ・ファイター」のクリスチャン・ベールはアカデミー賞(助演男優賞)の大本命だ。
先日、ゴールデングローブを受賞したが、当然だと思う。
まさに鬼気迫る怪演といえる。

彼はこの役のために、ほほがこけるほどに体重を落とし歯並びまで変えている。
全身から放つオーラはまさに薬物中毒の不条理さそのものだ。
映画が進むにつれ彼の内面に変化が起きる。
その繊細な機微も絶妙に表現している。
これほど自信を持って予想できるオスカーはかつて無い。
銀行レースだ。

さて映画の方だが、大きな問題を抱えている家族と、才能を十分に伸ばしきれない主体性のないボクサー、過去の栄光にしがみつき薬におぼれるトレーナー(兄)、主人公と激しい恋に落ちる大学生、迫真のボクシング、心の奥に秘めた葛藤、等の要素が縦糸のように存在し、人々の間の軋轢と感情の爆発が横糸となって物語をまとめている。
映画そのものも単に人物伝に留まらず、社会性のある人間ドラマとして観客にメッセージを伝えている。
来週(2/27)、作品賞にノミネートされたとしても驚かない。

さらに、ゴールデングローブではエイミー・アダムスとメリッサ・レオがノミネートされ(助演女優賞)、メリッサが賞を獲得した。
メリッサ・レオは21グラムでデル・トーロの妻を渋く演じていたのを覚えているが、評価の高い Frozen River (フローズン・リバー)を見逃しているので、DVDを見てみたいと思う。
(今オンラインで調べたらすぐ借りられそうなので、近所の図書館まで回してもらうように手配した。)

つい先日、ブラック・スワンに五つ星をあげたばかりだが、この映画も五つ星に値する。
良い映画に続けて巡り会えて幸運だ。

★★★★★


氷雨

2011-01-18 17:09:05 | 日記
今日は朝から氷雨でこの辺りの学区は全て休校となった。
まだ10cmくらい残っている雪の上に1-2cmの氷の板が形成された。
大変滑りやすく、移動がままならない。
こんな日は家にこもるのが一番。

昨日のスティーブ・ジョブズ関連速報のその後の展開を。
アップル社の株がヨーロッパ市場をを中心に6-8%下落したのに続き、ニューヨークでも2%ほど下落した。
アップルに詳しい人々は株価が下がった午前中に株を購入している。
今日アップルの収支報告があるが、ウォールストリートの予想は常に実績を下回るからだ。

午後5時に第一4半期(9月-12月)の収支決算が報告されたが、ウォールストリートのコンセンサスを20億ドル(約1700億円)も上回る264億ドルという史上最高のの総売上高だった。
EPS (ernings per share) は $6.43 (約530円)。
凄い勢いだ。
昨日のスティーブの病気療養発表はこの驚異的な決算報告を見てのタイミングだったか。

コンピューターが413万台(昨年同期比23%増)
iPhone が1624万台(昨年同期比86%増)
iPod が1945万台(昨年同期比7%減)
iPad が733万台(今年の新製品)
利益は60億ドル(約5000億円)

クリスマス商戦の時期だったとはいえ、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
消費者に新しい生活スタイルを提案する商品をを次々に発表してきたスティーブ・ジョブズは彼の言葉通り世界を変えている。

まだまだ、彼の活躍ぶりを見ていたいのだが、聞こえて来る話は暗澹たるものだ。
出社する日がだんだん少なくなり、社員食堂で食事することもなくなり、見た目にやつれてきた、というものだ。
病態が深刻でないことを祈るとともに、一日も早い回復を願う。



スティーブ・ジョブス

2011-01-17 10:09:56 | 日記
トイストーリー3がゴールデングローブを受賞した。
奇しくもトイストーリーの生みの親であるスティーブ・ジョブスが闘病のため職務を離れるというニュースが飛び込んできた。

今日は休日でアメリカ市場は閉鎖されているが、海外市場では既にアップル社の株の下落が始まった。
彼のカリスマ性のなす技だ。
ちなみに、明日はアップル社の業績報告が予定されている。
投資家にとっては目が離せない一日となりそうだ。

彼は膵臓癌と闘い、肝臓移植まで行っている。
事態が深刻でないことを願う。
日常生活レベルで世界を変えてきた彼にはもっともっと活躍して欲しい。

彼の言葉から:(ペプシコーラからジョンスカリーを引き抜くときの台詞)
"Do you want to sell sugar water for the rest of your life, or do you want to come with me and change the world?"

「一生砂糖水を売り続ける気かい? それとも、ぼくと一緒に世界を変えてみないか?」