6月に引っ越す予定だ。
インターネットの接続環境が整うまでブログを一旦中断することになる。
アップル社の Mobile Me サービスが大きく変わる。
6月6日のWWDCで刷新されたサービスが登場するという。
これから10日間の間に Mobile Me の更新が来る人は一旦サービスを打ち切った方が良い。
年間契約を中断することで e-mail のアカウントが無くなったり、メールを受け取らなくなったりすることはない。
過去においても、.Mac が無料だった時代に登録しサービス有料化とともに利用を中止した人びとが、数ヶ月から数年後に年間契約を開始したら以前のメールが残っていただけでなく、サービス中断中のメールも受け取って保存されていたという。
今回の刷新では e-mail やシンクといった基本機能が無料になると信じられている。
ウェブホスティングやストリーミングといった付加価値が有料化される見込みだ。
ウェブ上のデータ保存に関しては、現在の iDisk はとても今日の水準に達しているとは言い難い。
無料の Dropbox や Evernote を利用してみれば、 iDisk の存在そのものを疑ってしまう。
多くの、 Mobile Me ユーザーは基本機能のみを利用しているのではないか。
それならば、今は様子見の時期だ。
来週発表される新しいサービスの内容を見て態度を決めるべきだろう。
エールフランス447便の墜落事故に関する事実公表が行われた。
機器類で異常が見つかったのは速度計だけ。
失速時には機種が10度以上上を向いていたという点が指摘されている。
パイロット達はさらに機首を上げる操作をしていたという。
公表された事実経過を追ってみたい。
これを見ると、失速の恐れがあるときに機首を上げて高度を維持しようとしていたことが分かる。
各新聞によると、パイロットの養成所では失速したらとにかく高度を保てと教えているらしい。
多くの専門家は、失速時には機首を下げて速度と浮力を確保するべきだと述べている。
矛盾していないだろうか。
今回のケースを見ると、機首上げによって速度が落ちて(時速200キロ以下)浮揚力を失っていたことが分かる。
養成所での教え方を変えるべきだという意見に納得した。
事故の発端となった速度計の異常については、希でないという。
エアバスの速度計はよく凍結して動かなくなるらしい。
それによって自動操縦が解除された際の操縦法をパイロットが熟知しておく必要があるという論調には驚いた。
手動操縦の技術が十分でないと言っているに等しいからだ。
来週、国際線のフライトを利用する予定となっている。
やはり航空会社は値段ではなく、パイロットの腕で選びたい。
UAB (University of Alabama at Birmingham) の Sarah Parcak 助教授が人工衛星からの赤外線写真を用いてエジプト全土を調査した。
その結果、全域で17のピラミッド、1000以上の墳墓、3000以上の古代都市の存在を突き止めた。
研究資金を提供したBBCが5月24日に伝えている。
実際の衛星写真を見ながら、パーキャック博士が説明をしている動画もある。
特番がアメリカでも放映されるそうなので (Discovery Channnel) 楽しみにしておく。
アマゾンとアップルの戦いが続いている。
アップストアの名称を巡っての訴訟から、電子書籍の販売にいたるまで幅広く対立している両社の新しい火種だ。
今回はアマゾンからの効果的な一撃だ。
マックストアでは入手できないマイクロソフトオフィスやクイックブックス、トーストなどがマックダウンソードストアで購入できる。
種類は少ないものの、多くのユーザーを抱える人気ソフトを独占販売することで存在感を出している。
さらに、何回でもダウンロード出来るようにクラウドないのライブラリーに保存できるのも魅力だ。
機会があったら利用してみようと思う。
今週はずっと80度台の気温が続いている。
摂氏で28度から30度。
先週の50度台(摂氏10度台前半)から大きな変化だ。
それに伴って、南部では大荒れの様相。
竜巻が多数発生して死者も出ている。
いよいよ夏の到来だ。
iPad 2 の保護について色々考えてみた。 |
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そこで、移動中は KUTU (Sena) に入れて持ち運ぶことにした。 |
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思い切ってスマートカバーを諦めることにして、Marware の MicroShell Folio iPad 2 case を購入した。 |
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そこで、新しい iPad 2 に変わったことでもあるし、スマートカバーの復活となった。 |
結論としては、SIM交換を頻回に行わないなら Marware の MicroShell Folio がお勧め。
SIM交換が必須の人には、スマートカバーに XGearlive の Enhancer Snap On を薦めたい。
Pirates of the Caribbean - On Stranger Tide (邦題:パイレーツ・オブ・カリビアン−命の泉) は微妙な映画だ。
明らかにこれまでのPOC路線とは一線を画している。
第3作で話が複雑になりすぎたとの反省からだろうか、筋書きは単純明快となっている。
今回の映画の良い点
今回の映画で不満の残る点
暑さにだらけて頭を使いたくない時に適度に楽しみたい人に勧めたい映画だ。
映画が終わった後長いクレジットが登場するが、最後まで見ることをおすすめする。
次につながる布石が登場する。
制作者の言を借りると、この映画は「3部作の冒頭譜」だそうだ。
アイパッド2 (iPad 2) の初期不良を経験した。
3月に使い始めた時には気付かなかったが、機内で映画を見ていると縁から明かりが漏れてきた。
暗い室内で黒い背景が写し出されるとかすかに気付く程度だ。
お絵かきソフト (Easel) を使って真っ黒な背景を描き暗室でみると、左側に3カ所、下に1カ所ぼんやりと明かりが点いていた。
今日早速アップルストアに持参してみると即決で交換という次第となった。
この初期不良についてはニュースで眼にしていたが、通常の使用では気付かなかった。
普通の場所で簡単に調べてみたが光漏れは無いように感じたからだ。
もし3月中にアメリカ等で iPad 2 を購入した人は暗い部屋で真っ黒な絵を使ってテストした方がよいと思う。
もしぼんやりと光が漏れるようならばすぐにアップルストアで交換しよう。
調べる時は徹底的にと言うのが今日の教訓だった。
映画「RIO」 は色彩豊かで、音楽ののりも良い。
ストーリーとしては ダンボや101匹わんちゃん、ファインディング・ニモの系列だ。
アニメの質が高く、技術の進歩にただ感謝するだけだ。
視覚的に楽しい上に、ストーリーも子供向けにしっかりと作られている。
子供と一緒に楽しめる。
余談になるが、人気ゲームの Angry Birds とタイアップしてリオ版が発売されている。
通常は緑ブタを殲滅するのがゲームの目標だが、リオ版では捕らわれている鳥を逃がすのが目的だ。
ちょっとした空き時間に楽しむゲームとしては良くできている。
いつでも中断できる構成が人気の秘密だと言われている。
★★★★☆
歌手のアデルは楽しい人のようだ。
幾つかのインタビューを見ると、彼女の気取っていないところに魅力を感じる。
例えばチェルシー・レイトリーのインタビューから。
4:10 時点から
Chelsea: "I love your hair color. What is that color?"
Adele: "It's ginger biscuit...."
Chelsea: "Is it? Gingerbisuit!?"
(中略)
Adele: "... Ginger biscuit. it's the same color."
Chelsea: "... Ginger is really not a good word in my vocaburary."
Adele: "HAH, HAH, HAH, BITCH!" (4:38)
なんと言っても笑い方に特徴がある。
楽しく過ごすのが好きだというのが分かり、一緒にお酒を飲むと楽しそうだ。
お高くとまっているところが全くなく、有名になってもそのままでいられるところが凄い。
ちなみに彼女は30才以下で最も収入が多い歌手と言うことだ。
アマゾンの広報室から。
「100冊の本を売る間に、105冊分の電子書籍が売れている」
"... every 100 print books Amazon.com has sold, it has sold 105 Kindle books."
これは凄い数字だ。
読者の紙離れが予想以上に進んでいる。
もちろん、紙の消費が減ることは地球にとって望ましいことだから歓迎するべきだろう。
日本では、電子書籍に対して作家側の拒絶反応が強い。
次の世代になるまで待つ必要がありそうだ。
アマゾンが書籍を売り始めたのは1995年。
キンドルの登場が2007年(12年後)。
2011年に電子書籍が紙を抜いた。
簡単に Kindle と iPad 2 を比較してみよう。
結論から言うと双方に言い分がある。(実際両者を使い分けている。)
本を読むならキンドル。
明るいところでも字が読みやすい。
長時間読んでも目が疲れない。
小さくて軽い。
電池の持ちがよい。
このように専用機ならではの長所がかなりある。
一方、iPad 2 は付録や挿絵がカラーできれいだ。
いつも携行しているのでちょっとした時間ができた時にすぐ読める。
たとえ iBook がなくても iPad 2 は使うわけだから電子書籍を読むために使っても無駄ではない
旅行に行くなら両方に使い道がある。
書籍を買い分けているのでライブラリー内の書籍は全く違う。
読み物はキンドル、マルチメディア付きは iPad 2 と使い分けている。
移動中や待ち時間中は iPad 2、プールサイドや浜辺で時間を過ごす時はキンドル。
もちろん人によって使い分け方は異なるだろうが、基本は「明るいところではキンドル」だ。
Adele の2枚目のアルバム「21」が発売されて3ヶ月。
だいぶ聞き込んだのでこのあたりで感想を。
まず挙げたいのは彼女の成長ぶり。
前作「19」に比べて局に深みが増し、彼女の表現力にも磨きがかかっている。
テーマは一貫して "Heartbroken Soul" 失恋・別離・破局。
彼女自身の言葉で表現すると:
"It’s [21] different from 19, it’s about the same things but in a different light.
I deal with things differently now.
I’m more patient, more honest, more forgiving and more aware of my own flaws, habits and principles.
Something that comes with age I think.
So fittingly this record is called 21."
「21」は「19」と違う。テーマは同じだけれど切り口が違う。
今の私は昔より成長している。
忍耐強くなったし、誠実さが増して人の間違いを許せるようになった。
自分に足りない部分や好み、自分自身の倫理観が見えるようになった。
年をとって経験を積んだからだと思う。
だから、年齢をとって「21」というタイトルにした。
今アルバムは2年前の彼との破局がインスピレーションとなっている。
切実な思いが伝わってくる歌詞に彼女の味わい深い声が良くマッチしている。
体の中にしみこんでくる様な魂のアルバムと言える。
まず先行シングルカットの "Rolling in the Deep"。
(このページのリンクは全て 公式サイトのビデオ)
心を弄ばれた彼女は復讐心に燃える。
Don't undrestimate the things that i will do
(どんなことでもするから見くびらないでよ)と啖呵を切るあたりは空恐ろしい。
さらにこう続ける。
Think of me in the depth of your despair
Make a home down there as mine sure won't be shared
迫力のある歌だ。
ジャンルはソウルだ。
Glee 版はこのリンク。(Lea Michele & Jonathan Groff)
アカペラでしっとりと謳われてみるとこれもなかなか良い。
ジョナサンの声が曲にマッチしている。
次に人気番組 Glee でグウィネス・パルトローがカバーした "Turning Tables"も別れの歌だ。
諍いに疲れて彼の元を離れる決意をする彼女の心境を綴っている。
シングルカットされた "Someone Like You" はけなげな女性を歌い上げている。
昔の彼氏が結婚したと聞いた。
どうしてももう一度会いたいという気持ちを押さえきれない。
あなたのことを忘れられないから。
Never mind
I'll find someone like you
I wish nothing but the best for you too
(やっぱりやめておく、
貴男にそっくりな人を見つけるわ
貴男が幸せになることだけを祈ってる)
心にしみる歌だ。
映画 "Bridesmaids" は「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」 (Knocked Up) を監督したジャド・アパトーがプロデュースした作品だ。
前作は制作費3000万ドルで2億ドルを超える興行収入を上げている(2009年2月のデータ)。
今回作も一般観客の評価が高く前作と同程度のスコアをマークしている。
サタデー・ナイト・ライブ(SNL)出演者が中心となっている作品はどぎつく、どたばた喜劇になることが多い。
今日も心の準備はしていったつもりだったのだが………
映画のオープニング・クレジットが終わったとたんにクリステン・ウィグがエンジン全開で思わずいすからずり落ちそうになってしまった。
その後も、台詞がよく練られている上に、他の出演者の描出が見事であっという間に物語に引き込まれていく。
終わってみれば2時間を超える喜劇だとは思えないほど瞬く間に時が過ぎた。
まず、クリステン・ウィグが素晴らしい。
負けん気が強く、複雑で寂しい女性をきっちりと演じている。
役柄のアニーはかなり扱いにくそうな女性だが、どこか憎めないかわいらしさを残しているのは彼女の役作りのおかげだ。
さらに、彼女は微妙な表情、間、緩急の切り替えが巧みで、コメディエンヌとしての才能を十分に発揮している。
たくさん笑わせてもらった。
周りを固める役者も故ジル・クレイバーグをはじめ目の覚めるような演技で驚かせてくれる。
人の関わり(恋愛関係、友情、親子)も衝突、和解、懺悔、等たっぷり織り込まれており、ドラマとしても上質だ。
ただ、R指定の言葉を多用して、性を想像させる表現で笑いをとる場面も多い。
日本でどのくらい受け入れられるのだろう。
筋書きがしっかりしているので翻訳によって台詞の絶妙さが失われたとしても十分楽しめるのではないだろうか。
★★★★☆