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Robin Hood

2010-05-18 15:14:02 | 日記
ロビン・フッド
この映画はどこかがおかしい。
どこでどう間違えたのだろう。
3人のアカデミー受賞者を揃え(Cate Blanchett, Russell Crowe & William Hurt)、Thelma & Louise, Gladdiator, Hannibal のリドリー・スコット監督が十分な予算を持って作成した映画となると、当然期待値は高い。
しかも出だしは独創性にあふれ、ゆっくりとしたペースながら、飽きさせない展開だった。
最初の30分くらいまでは予想外な作りで名作の予感があった。
ところがいつまで経ってもペースが上がらない。
その上、Max von Sydow にロビンの過去を説明させるのである。
何という興ざめ。
脚本がひどい上に、撮影、編集ともに平均的な出来映えだ。
論理的に理解不可能な部分も多くありしっくり来ないため、心から楽しめる、集中できる映画とは言い難い。

期待値が高かった分失望も大きい。
もちろん娯楽映画としては十分楽しめるし、大画面で鑑賞する価値はある。
これだけの資源を用意しながらこの作品とは、もったいない。
☆☆