最近の出来事

ニュースや新しいテクノロジー、サイエンスについて感じること。

SIMフリー

2010-01-30 15:44:20 | 日記
ドコモがiPad用のSIMを発売すると発表した
何気ないニュースのようだが、携帯電話界にとっては激震ではないだろうか。

これまで日本の携帯電話業界はとても閉鎖的で、顧客の囲い込みを悪行と考えない風潮があった。
考えてみればおかしな話で、利用者側にキャリアの選択権があると考えるのが普通だ。
これまで、電話会社がその選択肢を狭める様々な制限を強要することを社会が容認してきた。
もちろん世界的に見てもそのような制限はあるのだが撤廃される方向にある。
その動向を牽引しているのがグーグルであり、アップルだ。

グーグルのアンドロイドはSIMの差し替えが自由にできるように設定されているし、アップル社もiPadからSIMフリーを掲げてきた。
SIMフリーなら携帯電話の会社を自由に選択できるし、世界中どこに出かけても、自分の携帯が使用できる。
世界標準の電話機は日本と韓国でのみ使えないというばかげた状況は早く是正して欲しい。
近視眼的である。
短期的な業界保護のためには役立つかも知れないが、競争力がつかないし、利用者に不便を強いることとなる。

アメリカにおけるアップル社のAT&Tとの独占契約は、iPhoneを立ち上げるために好都合だったが、ここに来て足枷となっている。
アップル社の失策である。
もちろんベライゾン側も「アップルは電話に関しては素人だから」とまともに相手にしていなかったという失態を犯している。
お互いに高飛車に出て話がまとまらず、おこぼれに預かったのがAT&Tという構図だった。
最近アップルとベライゾンは互いに秋波を送りあっている。
今週にはベライゾン社用の電話が発表になるのではと思われていたが音沙汰無しである。
どうやらまだ障害があるらしい。

ドコモにしてもベライゾンと同じで、業界1位のプライドが高く、新参者には頭を下げられないという気概があったのだろう。
ここに来てようやくそんなプライドは足を引っ張るだけで損だ、ということに気付いたらしい。
iPadとアンドロイド用のSIMを単体で発売するという。
これはSIMフリーに向けての大きな第一歩である。
利用者にとっては歓迎するべき方向だ。

THE BOOK of ELI (ザ・ウォーカー)

2010-01-29 13:57:43 | 日記
世界が破滅した後を描いた映画「ザ・ウォーカー」を観た。



まず台本は単純で少しばかりの意外性を仕掛けてある。
ただし、巧妙とは言いがたい。

映像とサウンドトラックは素晴らしい。
映画の前半は誰でも楽しめるだろうという作りだった。

俳優陣はデンゼル・ワシントン、ゲーリー・オールドマンに舞台俳優のマイケル・ギャンボンを加えた立派なもの。
特にゲーリーはかなりあっちに行ってる悪役という得意の役どころ。真価を発揮している。
デンゼルはいつもの人間性を表現する役とかなりかけ離れた仕事をしている。
彼自身がプロデューサーとして参加しているので、彼自身が演じたかった役なのだろう。
その気持ちが役作りに表れている。

アクションは玉石混交。
映画の終末に向けて宗教色が強くなるので、映画の楽しみ方に個人差がでるだろう。

話の内容に関しては Post-apocalyptic tales のなかで際立っているとは言い難い。
極限状態の人間にとって何が必要かをテーマにするには手っ取り早い設定なのかも知れないが、そのテーマの掘り下げ方において "The Road" や "Suite Française" の方が数段優れている。

結論として、キリスト教の奇蹟を信じたい人、デンゼル・ワシントンのファン、古き良きゲーリー・オールドマンを楽しみたい人はこの映画を見に行く価値があると思う。
アクション映画やサスペンス・ドラマを期待している人にとっては少し期待外れかも知れない。

路面凍結

2010-01-28 12:33:49 | 日記
今朝起きたら雪が降っている。
いつもより1時間早く家を出たがいつもと同じ時間に着いた。
いつもは20数分で着く距離である。

途中、数多くの事故を見た。
今日は特に凍結がひどく、ブレーキの試し踏みでスピンしそうになるという失態。
試しだったので「周囲に車がいない、3車線の真ん中、軽く踏む」という条件ですらこうなのだから事故多発も当然だ。

アップル・タブレット

2010-01-27 16:30:06 | 日記


今日、アップルタブレットの発売予定が公表された。
評価が難しい。
ニッシェはあるのだろうか。

予想外だったこと:
AT&Tが唯一の3Gキャリアー。
しかし契約束縛がない。毎月の契約でいつやめてもペナルティーがない。
毎月の値段が使い放題で3000円というのは予想外に安かった。
3GモデルはGSMでアンロックされている点。
GSMは世界標準(市場占有率80%以上)なのでどこでも使える。
つまり、空港でプリペイドのSIMを購入すればすぐに使い始められるというわけだ。
日本は特殊(ガラパゴス)なのでちょっとしたコツがいるのだが不可能ではない。

失望したこと:
ビデオカメラがついていない。
テレビ局のサブスクリプションのオプションがない。
iWork以外に対応しているコンピューターソフトがない。
(PDFはどうすれば良い?)
手書きを認識しないこと。

予想通りだったこと:
スクリーンサイズ(9.7”)
OS(iPhone OS)アプリケーションがそのまま使える。
SDK:高解像度用のキットが配布開始。
本体の値段:一番安いモデルが400ドル台という予想。
iBooksの立ち上げ。
BNがスポンサーとなる予想こそ外れたが、電子書籍を重視している点は評価できる。

まとめ
ばかでかい iPod Touch と考えて無難だろう。
すぐに多くの人が飛びつくものだろうか?
値段的には売れてもおかしくないが、自分の第一感は待ちである。

秘密の漏洩

2010-01-26 22:12:51 | 日記
今日はテレビのインタビューで出版社の社長が、新しいタブレットの発表をメーカーに先駆けて公表してしまった。

さまざまな憶測が流布していたのだが、その情報を確認することとなった。
勿論、電子書籍に関する部分だけであるが。

テレビ番組や、映画に関する部分についてはネットワーク側が渋っているとか、値段に関する交渉がうまくいっていないというまことしやかな話が新聞にまで出ている。

明日がXデーである。

アップル

2010-01-25 20:41:07 | 日記
最近アップル社の勢いが止まらない。
昨秋のニューヨーク近辺の大学の新入生は60%がアップル社製のコンピューターを買ったそうだ。
OSだけではない。
ハードウェアの生産者が一社で過半数というのは尋常ではない。

全国的に見ても300万台以上のコンピューターと900万近くの携帯電話を3ヶ月で販売した。
それに伴い、この四半期の売り上げが1兆5千億円超で、経常利益が300億円以上(1株当たり300円以上)というのだから刮目。

かつて、ソニーはいろいろな分野を新しく定義してきた。
ウォークマンが例である。
人々の生活が変わった。

今、アップルがいろいろなものを再定義している。
iPhoneとiTunesはアメリカ人の生活を変えた。
AT&Tの縛りがなければ独禁法にかかるのじゃないかというくらい大変なことになりそうである。
とにかくデザイン力が凄い。
グーグルが対抗してアンドロイドを売り出してくれたのも吉兆である。
おかげで、独禁法違反で審査される心配が消失した。
どこまで行くのだろう。

明後日にはAT&Tの専属契約解除が発表されるとのもっぱらの噂だ。

大きな混乱が予想される。

JETS

2010-01-24 19:27:18 | 日記
ジェッツのシーズンが終わった。
やっぱりペイトン・マニングは凄い。今がピークだろう。

前半残り二分というところまで彼は完璧に押さえ込まれていた。
ところが、ディフェンスの仕組みを見抜くと反攻を開始し、4点差にまで追い上げてハーフタイムに。
後半は面白いようにパスが決まり出して手がつけられなくなった。
逆境にあっても冷静に状況を分析してすぐ結果を出してくるところが王者の風格。

それにしても、今年のジェッツはヘッドコーチとQBが共に新人ながらよくここまで来た。
来年に期待しよう。

タンカー炎上

2010-01-23 23:30:41 | 日記
LIEの48番出口付近でタンクローリーが横転して炎上したらしい。

ロングアイランドに住んでいる人は自分がどこに住んでいるかを教えるのにLIE〔ロングアイランドエクスプレス)の出口番号をよく使う。
48番はサッフォーク郡とナッソー郡の境界線上にある。
つまり、1994年から2005年まで住んでいた場所だ。
勿論、見覚えがある。

7-8年前にももう少し東の方で同様な事故があった。
陸橋の下で炎上したため、陸橋が溶けて長い間不通だった。
今回は横切っているものがないはずだと思っていたら、舗装が溶けて道路が使えなくなるそうだ。
今現在炎上中なので、予想に過ぎないが言われてみれば当然だ。

事故原因は、ダッジ・ネオンが故障したため路肩に緊急停車しようとしてタンクローリーの進行を妨げたらしい。
タンクローリーの運転者が衝突を避けるために急ハンドルを切って横転似つながったと言われている。
故障した車は十分コントロールが利かないのも分かるし、高速道路で追突したらトレーラーはジャックナイフの可能性があるのも理解できる。
不幸なことだ。

Legion

2010-01-22 17:18:56 | 日記

ポール・ベタニーの Legion 2010 を観た。
評価の難しい映画である。
ポイントは "Faith"
「天使ガブリエルは神が望むことをする。天使マイケルは神が必要としていることをする。」

さて、その描き方はどうか。はっきり言って上手くない。
話しの筋書きはどうか。無理があるし矛盾もたくさんある。
演技はどうか。それなりに納得できるが、震えの来るような凄い演技はない。
楽しませ方はどうか。良い線を言っている。
スパイダーお婆さんとかスクリームアイスクリーム売りとかは滑稽である。
ただ。独自性に乏しい。
冒頭のシーンはターミネーターのパクリだし、途中にはマトリックスの模倣がある。
見逃しても腹が立たない。努力賞というところか。

地球温暖化

2010-01-21 16:58:35 | 日記
今日付けのニューヨークタイムスに「政府間パネル(IPCC)が2007年の報告書が誤りだったと公式に謝罪した言う記事が掲載された。この報告書はゴア元副大統領がノーベル賞を受賞するきっかけになったばかりでなく、常にその信頼性を疑われてきた。多くの人の査読を経て発表された論文が初めて科学的に評価の対象となるはずなのに、この報告書は根拠となるデータが論文として発表されないという異様な事態であった。

複雑な気持ちである。
科学の基本を無視した報告書の作成の仕方に政治の脅威を感じるともに、誤りをきちんと正せる自浄能力がまだ残っているという安心感が重なっている。

次回の1013年の報告書ではこの教訓を生かして、科学論文を根拠としてもらいたい。

テレビと映画

2010-01-19 23:30:53 | 日記
今日は映画とテレビ番組をを大量に借りてきた。
たまたま見たいショーが図書館で貸し出していたからである。
当然期限内では見られない。
早速HD上に落とすこととした。

残念ながら数枚ほど損傷がひどくうまく読み込めない。
それらをまず見ることにしよう。
普通に見る分には損傷を受けた部位をコンピューターの方でスキップして話をつなげてくれるので何とかなる。

いつも疑問に思うのだが、図書館での貸し出しサービスは無料にもかかわらずDVDレンタルや iTunes がビジネスモデルとして成功していることである。
尤も、レンタルの方は、郵送が主流となってきているが。
アメリカ人がせっかちだからなのだろうか。
図書館で予約すると人気のある映画は数週間待ち。
自分は見たい映画がたくさんあるので、見かけたら借りるという基本姿勢である。
書籍をよく借りに行くのでそのついでという意味である。
そういう気長な人が少ないのか?

もう一つ考えられるのが品揃え。
C級映画は貸し出しリストに載っていない。
人気のある映画かテレビ番組が中心で、映画祭等で賞を獲った作品とかも貸し出されている。

できるだけ早くみたいとか、この日に観たいという固定された日付があると考えるのが普通かな。

24

2010-01-18 22:48:32 | 日記

昨日と今日が24のシーズン8開幕4エピソード。
先週のうちにシーズンをまとめて購入しておいたので、昨日放映済みのエピソード1,2を早速ダウンロード。
倫理的な問題とか、非整合性はさておき、純粋に楽しめるTVショーである。
今年はどんな不合理な話が出てくるか。

ディビジョナル・プレーオフ

2010-01-17 22:38:11 | 日記
今日はプレーオフ4試合。
先週、試合結果の予想をしていたのだが、3勝1敗だった。
コルツとセインツはAFCとNFCの優勝候補筆頭なので順当。
ジェッツはQBとヘッドコーチが新人でしかもワイルドカードなので番狂わせといえるが、勢いのあるチームなのでこわい。
カウボーイズもシーズン終わりからの勢いがすごかったのに昨日はどうしたことか。
Brett Favre は20歳位じゃないかと思わせる若々しい動きだった。
すごいの一語。

さてスーパーボールに行くのはどのチームか。
冷静に考えれば多くの人と同じく前述の優勝候補なのだが、気持ちとしてはやはりジェッツとファーブをスーパーボールで観てみたい。
さてどうなるか。