Along with the Mekong

メコン川の流れのように

よしくん一家

2008年12月07日 | サロンネタ
よしくんはお幼稚園の年少さんで、サロンの入っている施設で実施されている『有名小学校お受験塾』に通っている。

日曜日の今日もお勉強に来ていた。

そしてmameは、日曜出勤して13釜も豆を煎って、がんばっていた。一心不乱に焙煎機と格闘するmame。

と、よしくんのご両親が、とてもとても遠慮したようすでコーヒーを御所申された。で、たった今焙煎した豆の中から、コイツ!というのを選んでお淹れした。ガテマラから空輸で届いたオークションロット。日本国内では、どこのコーヒーショップにもまだ置かれていないシロモノだ。美味しいと褒めていただき、一安心。お豆も400gも買ってくださった。

後で知ったことだが、mameのコーヒーがずーっと気になっていて、よしくんのお教室がない日でも、わざわざ車でいらしてくださったこともあるそうだ。今日も、ママがよしくんに着いて来て、mameが豆を煎っていたのを見て「ついに発見!!」とパパに電話をして、それを聞いたパパが車を飛ばして飛んできてくださったそうだ。mameも、メコン川の川イルカくらいの幻の珍獣になったのかしらん。それにしてもなんたる店主。赤面してしまう。

そしてよしくんとまだ赤ちゃんの妹ちゃんたちという微笑ましいご一家をお見送りして、また一心不乱に焙煎機に向かっていた。が、ふと気がつけば、サロンにまたよしくん一家が戻ってきていた。夜もお教室があるのかなぁ、大変だなぁ、と思っていたら、そうではなかった。

「帰り道でも口の中に広がるコーヒーの後味がなんともいえず素晴らしい、これはほかの人にも伝えたい」と、ギフトセットはないのかと聞きに戻ってきてくださったのだというではないのぉ。ギフトのことなど、まだ身内に口伝えでしか言っていないので、mameの説明もしどろもどろだというのに、この内容のよくわからないギフトセットの「一番おっきいの」を躊躇なく2セットご注文くださった。

パパ&ママとmameがそんな話をしているその脇で、焙煎したばかりの豆を覗き込んでは「コーヒーでも全部においが違うよ」なんてコーヒー鑑定士のようなことをいっている年長組のよしくん。年長組の若さ(?)ながらなかなかのイケメンなんである。お受験準備中なので、ご挨拶もよく躾けられていて実に気持ちよい。

日曜出勤、そして延々と焙煎しても「こんだけ~!?」という仕上がった豆の量の少なさにはブルーになりそうだったけれど、よしくんファミリーのあたたかなオーラに元気パワーを充電してもらったmame。お客様って、こんなにありがたいのかと、今さらだけどつくづく思う。

どうか、来週のよしくんの入学試験がよき結果でありますように。。。

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