晴耕雨読

晴れた日には土いじり、雨の日にはパソコンとボタニカルアート

真実が知りたい

2006-02-24 | Weblog
実は、例の堀江メールなど目が離せないというか面白すぎて
きっこの日記やら、Heare There & Everywhereやら、
nikaidou.comなどを渡り歩く毎日…民主党の「長島ブログ」炎上というのもあった。

でも、その間プライベートでは我が家の老犬がついに力尽きて
2月13日に永眠した。
犬とはいえ、西日本動物霊園 動愛園というところで
手厚く火葬された。ロムちゃん、長い間ありがとう!
やはり15年という日々は結構自分の生活のある部分を
占めており、外出から帰ったときふとその存在を探したりする。

今夜は「東京タワー」

2006-02-12 | 読書
どうしたの私?って感じで、いきなり読書週間になってしまった。

今日は、リリーフランキー著「東京タワー」 たった今読了。

去年出版されたとき、読んでみたいかも?と思ってはいたけど
そのまま忘れていた。

弟の薦めである。なるほど、子供のころ筑豊で暮らし、
青年期は北九州、小倉を闊歩し、今ではそこそこ東京でがんばっている
そんな自分を重ね合わせるらしい。

なにしろこの本は、リリーさんのオカンへの愛情に溢れている。
子供は(夫もか?)おいしいご飯があれば家に戻ってくると言う。
一応私もオカンである。一応息子もいる。
料理が好き、人においしいものを食べてもらうのが好き
というオカンがホントうらやましい。

私はそれほど手抜きはしていないつもりだが、料理が好きではない。
人が集まるのは勘弁。料理で大勢の人をもてなすと言う事態に陥ると
ひどく疲れる。

こんなオカンをわが息子はどう思っているのだろうと思ってみたりもした。

沖で待つ

2006-02-10 | 読書
絲山秋子氏の第13回芥川賞受賞作品「沖で待つ」、文芸春秋3月特別号
に掲載されたので早速読んでみた。

期待に違わず「太っちゃん」と「私」の関係がよい。
何しろ舞台が福岡、「井口さん」の実家が宗像、二人の信頼関係を物語る
キーワードがパソコンのHDD。この設定も好きねえ。(*^_^*)
短いのですぐ読めたけど、気持ちよい読後感でした。

キーワードといえば、「博士の愛した数式」も
それまで小川洋子さんを知らなかったのだけど、博士が
「数学者」で「タイガースファン」というので、
思わず買ってしまったわけです。

そういえば、好きな作家は女性が多いな。
学生時代にカトリーヌ・アルレーを片っ端から読んだのを始め、
高村薫・・・女性とは思えない(というのは失礼?)ほどの硬派の文章
      ただ、だんだん主人公の若い男の描き方が嫌になってきたけど。
宮部みゆき・・・初めて読んだのは、毎日新聞に掲載された「理由」
        以来、遡って発売されたものはすべて読んできた。
        宮部さんの少年の描き方は好き。

男性の作家はというと
やはり一押しは司馬遼太郎さんでしょう。
岡島二人もよく読んだ。(もう岡島二人としては執筆されないのでしょうか)
フレデリック・フォーサイス
マイケル・クライトン・・・・な~んだ男性の作家だって結構いるじゃん。



ミュンヘン

2006-02-09 | 映画・DVD
あらら、2月になってもまだ更新していなかった。
特にUPするほどのこともなく…ってわけではなくて、(いやそれもあり)
この寒さのせいで我が家の老犬の介護が本格的になったため。

実は自分のブログの更新より、話題の「きっこの日記」や
「Here There&Everywhere」の裏ネタに目が離せなくなった今日この頃。

そんななか、「ミュンヘン」を観てきました。
本当は「博士の愛した数式」の予定だったけど、シネコンに行って
友人とこっちにする?と軽いノリで。
そんなわけで「ミュンヘン」に関して不勉強のまま突入。
(実際1972年の事件は知っていたけど)
表面的なストーリーは平凡だし、人間ドラマも想定内、重い、長い。
スピルバーグの作品では「シンドラーのリスト」の方に軍配を上げちゃう。

老犬介護で睡眠不足のため、見落としたところもあったのかな?