四万十凸凹隊 ごぞまる絵日記

四万十川水系を中心に沈下橋を見て回りました

早瀬の一本橋と諏訪神社

2012年08月19日 | 梼原川の沈下橋
早瀬の1本橋は、四万十川源流点がある津野町にあります。
梼原川の1支流北川川に架かる1本橋です。
沈下橋の原型と言われ、2本の橋脚に9m程度の板を3セット(1セットは、2枚)乗せられています。
橋脚は、上流に向かって緩やかなスロープになっています。
板橋は、増水時に浮き上がり下流へと流れだします。
両岸の大木に板橋の片端が、ワイヤーロープで止められているので流失することはなく、川の水量が少なくなったころを見計らって、集落の方が上流側のスロープより橋脚の上に板を引き上げます。
この橋が別名「早瀬の流れ橋」と言われるゆえんです。
津野町の街より四国カルストに向かって北川川を国道439号線に沿ってを遡ること約5分、前方に四国カルスト地形が、見え始めるころこの橋はあります。
吉村虎太郎の生誕の地の看板が、ある所を右に降りて行きます。
橋のたもとに車1~2台止められる小さな駐車場がありますが、国道がかなり広いのでそちらに止める方がいいでしょう。

正面が、駐車場です
車を駐車場に入れると地元の方が、お昼の休憩をしていました。
「こんにちわ あれが、流れ橋ですか」と声を掛けるといろいろ教えてくれました。

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ここは昔、往還道(主要道路)であり、ひょっとしたら殿様も通ったかもしれない
むかいの山を越えてあった梼原に続いていること
1本橋は、先日の増水で流れてこの前みんなで引き揚げたこと
北川川は、四万十川本流と源流点が同じ不入山(いらずやま)であること
西山麓を源流点とし、山麓を緩やかに流れここに至っているので非常に水がきれいなこと など
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津野町芳生野(よしうの)集落と対岸の諏訪神社を結ぶ橋です。

早瀬1本橋の全景
対岸の坂道を上がったところに諏訪神社があります
毎年、11月下旬神楽が奉納されます
今年は、11月29日らしい??

国道沿いに建てられた案内板


早瀬1本橋の上流

早瀬1本橋

早瀬の1本橋は、定期的に新しくするようです。
板の端が腐っています。後どれくらい大丈夫なんでしょうか?? 

早瀬1本橋の下流

流れ橋の工事(?たぶん早瀬?) 集落の人総出の工事

諏訪神社 一の鳥居
諏訪神社は、1350年ころに建てられました。
早瀬の1本橋は、そのころから使われていたとのことです
(石を川に置いた1本橋だったのでしょう?)

諏訪神社 二の鳥居

拝殿(神楽殿??)

拝殿と本殿
拝殿で神楽が行われる
今度、秋に見に来ます

諏訪神社 狛犬様

諏訪神社 狛犬様

吉村虎太郎 生誕の地

国道439号線をどんどこ進みます。
今日は、仁淀川町の沈下橋まで行きます

津野町の風力発電 仁淀川町側から見ています


では、(^O^)/


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