四万十凸凹隊 ごぞまる絵日記

四万十川水系を中心に沈下橋を見て回りました

清流四万十川?

2013年06月05日 | ひとりごと

四万十川は、日本三大清流のひとつとして数えられている。
しかし、日本の1級河川水質では、103位(平成23年)である
日本三大清流といわれて103位とは、これいかに・・・・
昭和58年NHK特集「土佐・四万十川」が放送されました
番組中、何度も「清流」って言葉が出てきます
全国の方に「四万十川=清流」という意識が入力されました
その後、「清流四万十川」が、独り歩きをしてしまいました
地元企業のHP,ブログ、大手メーカーのCMなど・・・・

NHK特集「土佐四万十川 清流と魚と人
    見たい人は、NHKオンデマンドで購入して見てください。210円??
60種の魚類、200種類以上の水生昆虫がすみ、沈下橋を含めた豊かな里山が現存し
本流にはダムや大工場がないなどの理由で清流と呼んでいます
本来の清流としての意味は、水質が良いではないのでしょうか?
 ①200種類以上の水生生物が棲めば清流か?
 ②8mの堰堤は、一般的にはダムではないか?
 ③里山?ただの開発が遅れた田舎では?
 ④大工場はなくても下水道が、完備されていない町がある
 ⑤水質汚濁防止法の規制外でも廃水は廃水では?

ゴールデンウィークや、夏休みにこられた全国の方ががっかり?する姿が浮かぶ
四万十川は、NHKが植えつけた「清流」から脱却する必要がある
カヌー体験や源流散策、川遊び、町歩きなどイベントを発信していく必要がある
また、河川に廃水やごみを流さないような努力が必要だと思う

ただ、「土佐 四万十川」が放送された25年前は清流だったかもしれない
番組の終わりに「子供たちが大きくなる頃には四万十川は・・・・」って件がある

高知県には、観光客をがっかりスポットがまだ存在するが、がっかりしたまま帰ることがないようにしたい

①はりまや橋
 昔は、ここに橋が架かっていた。下水が完備されていない頃、川が下水道でした。
 はりまや橋の下は、どぶ川となり、小さな川は埋め立てられました。
 いま、はりまや橋があったところは、公園となり復元されたはりまや橋があります。
 高知城下の昔を知る資料を展示している地下道や
 周囲には高知の有名店が並んでいるアーケードもあります。
 ただ、京都にあるような橋を期待してくる人には少しがっかり?
②桂浜
 坂本竜馬さんの銅像がある桂浜です
 竜馬ブームで桂浜にこられた全国の方、がっかりしてませんか?
③四万十川
清流?どこが?どのへんが?

四万十川の支流及び上流は、間違いなく清流だと思います