ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

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エイリアン対プレデター(ポール・アンダーソン監督)

2007-12-29 | Weblog
ストーリー;2004年10月。地球近くを周遊する人工衛星が南極大陸で「熱」を感知。探索したところ南極大陸に巨大な建造物の痕跡が‥。さまざまな分野の科学者が急遽招聘されるが‥。
出演 ;サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ、ランス・ヘリクセン
コメント;今日は公開初日の土曜日‥。「ハウルの動く城」ではなくあえて「エイリアン対プレデター」を見に行く観客は当然両方の熱烈なファンかその恋人に決まっている。他のホラー映画では当然「笑い」が起こるであろう場面でもファンは必死で画面をみる。私が見たときは誰も笑わず終了後は映画館でしばし「談義」が行われていた。
 時代設定は2004年だが、これは妥当でエイリアンシリーズでいえば、まだリプリーは生まれていない。見る前に予想していた「オチ」とか「伏線」はほぼ的中してしまったが、「エイリアン2」と「エイリアン3」をみた人はあの人造人間役の人が登場する場面に注意。ちゃんと「エイリアン2」のパロディもやってくれています。また「プレデター」をみた人には、あの1980年代当時に想像されていたモバイルが現在登場するとこうなるのか、という楽しみも。
 ただしファンであればきづくいくつかの問題点。まずはエイリアンは寄生してから、外にでてくるまで一日以上は通常経過する。したがって、映画で想定されている「10分」とかいう「刻み」ではあんなに大量のエイリアンが賦課するというのは考えにくい。またエイリアンの数も「エイリアン4」でジャン・ジュネ監督がこだわったほどこの映画では考証されつくしていない。人間の数が限定されているのだから、エイリアンの数も限定されてしまうはずだ。また「プレデター」ファンからは、あのプレデターが走る場面なんて‥というクレームも。
 ただしこの映画はそれぞれの映画のいわば番外編。ラストは「エイリアン3」をみた人ならばある程度予想がつくもののそれはたいした問題ではない。むしろ画像処理や宇宙の場面などは「エイリアン」や「2001年宇宙の旅」の時代と比較するととんでもなく精密な撮影に。映画館でみれば音響効果も楽しめるという趣向。総合評価は星一つでも多人数で見れば見るほど楽しめる映画(ただしファン限定で)。


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