ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

着信アリ(三池崇史監督)

2008-01-05 | Weblog
ストーリー;2日後の日付で携帯電話に自らが電話をかけてきた。そしてその当日に携帯電話を受けた人間は怪奇な死を遂げる…。
出演;柴崎コウ、堤真一、吹石一恵
コメント;「ビデオテープ」での恐怖の感染を描いた「リング」の後、携帯電話を利用したホラームービーが2002年に公開されたのがこの映画。当時はいまひとつこの手の映画に乗り気がしなくてDVDを借りてみてみると無茶苦茶怖い上に画面もまたすごい。鉄条網がゆっくりキチキチちぎれていく場面や日本家屋特有の押入れから手が伸びてくるところなどが感覚的にこわい。スルスルという表現がいいのかツルツルという表現がいいのか、ただ手が伸びたり引っ込んだりといった仕草が恐怖を招く。シナリオ自体は非常に不自然なのだがこれはやはり監督の腕なのだろう。意味不明な粗筋で、しかも主人公は何の根拠もなく廃屋に乗り込んでいったり、「見るな」といわれるものを見たり、役にも立たないのにテレビ局に乗り込んだりといった奇矯な振る舞いをするのだがそれは見ている人間の好奇心を満足させるためなのかもしれない。通常のホラー映画の暗黙の掟をやぶって公開中のスタジオの中ですら、幽霊は大暴れ。さらには目ではみえないがフィルムや鏡には幽霊の姿は映るという吸血鬼の逆バージョンといったアイデア満載のホラー。

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