ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

ステルス(ロブ・コーエン監督)

2008-01-15 | Weblog
ストーリー;ネバダ州で仮想訓練中のステルス3機。その後、人工知能エディを搭載した4機編成で、空母エイブラハム・リンカーン号から緊急指令によりミャンマーのラングーンに飛ぶ。そこで「命令違反」を人工知能に組み込んだエディはその後、タジキスタンのテロ組織襲撃作戦で規律違反行為を行い、ロシア方面へ突如飛行を始める。残った3機はエディの追撃を始めるが…。そして追撃中明らかにされる「キャビア・スウィーブ」作戦…
出演;ジョシュ・ルーカス 、ジェシカ・ビール、ジェイミー・フォックス
コメント;粗筋自体はとんでもない話でミャンマーへの不当作戦行為、タジキスタンで核ミサイルの弾頭を破壊してパキスタンに死の灰がふりそそぐ…というのはストーリーの展開にはまるで関係なく、さらに北朝鮮やアラスカ、ロシアのステルス2機を爆破と、通常であれば第三次世界大戦にもつながりかねないほどの暴走ぶり。このはちゃめちゃぶりが逆に好ましいのかもしれないが…。空中を高速で走り抜ける感覚は非常に楽しい。「ワイルド・スピード」のときもロブ・コーエンはスピードにこだわっていたようだがこの映画では音速領域にまで挑戦してくれる。
 「ビューティフル・マインド」でプリンストン大学の若き天才を演じたジョシュ・ルーカス。この映画では海軍のエリート将校を演じているのだが、非常にこういうセレブリティな役が似合う。アカデミー主演男優賞を獲得したジェイミー・フォックスは途中で画面に登場しなくなるが、まあ一種の余興のような感じで出演したのかもしれない。
 タジキスタンや北朝鮮、アラスカといった地域をおりまぜながらステルスが大突撃するのだが、ジェイミー・フォックスが映画の中で素数や3にこだわるのが非常に面白い。「正・反・合」とヘーゲル哲学を突然持ち出したり、「素数は縁起がいい」などと、「数秘学」的な思考を映画で展開する。

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