健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

プルトニウム漏れの可能性が・・・・・

2011-03-27 07:19:47 | 日記
福島第一原子力発電所3号機。これは、MOX燃料を使用したプルサーマル利用による発電を行っていたそうです。MOX燃料とは、、使用済み燃料中に1%程度含まれるプルトニウムを再処理により取り出し、二酸化プルトニウムと二酸化ウランとを混ぜてプルトニウム濃度を4~9%に高めたものだそうです。このMOX燃料は高出力であることからその有用性は高いとされています。通常は高速増殖炉という特別な炉で使用するそうですが、軽水炉の転用も可能だそうです。福島第一原子力発電所3号機はこのMOX燃料を使用していたそうです。すると、ここで燃料漏れがあったとする、あるいは今後起こった場合は、プルトニウムが外部に出たあるいは出ることになります。このプルトニウムは半減期が2万数千年だそうです。ちなみにウランは数億年。ですので、プルトニウムは非常に多くの放射線を出すということになります。ということは、プルトニウムを含んだ燃料が外部に出るととんでもないことに・・・・・。プルトニウムが漏れた可能性を確認するためには測定する必要がありますが、環境中のプルトニウムは測定していないそうです。えっ!ということは、すでにプルトニウムが漏れている可能性もあるということです。なぜ、プルトニウムについての報道がされないのでしょうか?政府なぜ、国民に知らせないのでしょうか?3号機に対してまず放水を行ったのはこうした理由からなのでしょうか?タービン建屋に存在した水に1万倍もの放射線が検出されたということは・・・・・。何度も述べていますが、政府はとにかく正確な情報をリアルタイムに国民に提供してほしいと思います。
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