１５人目の船頭

政府はこの期に及んで、まだ人事や新規組織の立ち上げを行っているようです。もちろん、必要ならば新たなメンバーを加え、組織を立ち上げることは問題ありません。ただ、今回の震災発生から３週間にわたって五月雨式に次から次へと人事や新組織、新ポジションを立ち上げていくというのは・・・・・。それだけ事態は悪化しているのでしょう。でも、国民に対してはそうしたアナウンスはないです。タイトルの１５人目の船頭というのは内閣参与のことで２９日に１５人目を任命したのだそうです（ＭＳＮ産経ニュース）。これだけ新たにメンバーを加えると、今までのメンバーは自分の存在価値を否定されているような気はしないのでしょうか。いずれにしても、原発事故は数年単位の大きな問題。震災からの復興も数年単位になることが予想されます。こうした軸が定まらない状態でこの難局を乗り切れるのでしょうか。不安になりますね。