健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

南極上空のオゾン層に「回復」の兆し

2016-07-17 08:30:26 | 研究
南極上空のオゾン層に開いた穴(オゾンホール)が縮小し始めているとの調査結果が6月30日にScienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。オゾンホールの面積は2000年以降、400万平方キロ縮小していることが、今回の調査で分かったそうで、これはインドの国土面積にほぼ匹敵するものだそうです。オゾン層回復の要因は、クロロフルオロカーボン(CFC)類に由来する大気中の塩素が減少を続けていることにあるとされているそうです。CFC類はかつて、ドライクリーニング、冷蔵庫、ヘアスプレーなどの噴霧器から放出されていた化学物質で、1987年に世界の大半の国々が、CFC類の使用を規制する「モントリオール議定書(Montreal Protocol)」に署名したそうです。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 未承認の幹細胞治療 | TOP | 母乳育児された子ども »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 研究