オピオイド系鎮痛薬の過剰摂取による入院件数が、1997~2012年の期間に、米国の子どもと若者の間で倍増したとする最新の調査結果がJAMA Pediatricsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。鎮痛薬中毒の増加の主な原因として、自殺未遂や誤飲が挙げられるという。研究では、医師が処方したオピオイド鎮痛薬の過剰摂取で入院した1歳から19歳までの子どもと若者の患者1万3000人以上を特定、うち176人が死亡したことを確認。入院件数の増加率は、1歳~4歳の子どもで205%、15歳~19歳の若者で161%。低年齢の子どもでは、鎮痛薬の誤飲が主な入院理由である一方、15歳以上の若者の間では、自殺未遂や自傷行為が、過剰摂取の理由の大半を占めているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3106372
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