健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

サンクコスト

2018-07-27 08:30:01 | 研究
経済学では、人は何かのプロジェクトなどに時間やお金を費やしている場合、たとえ成功の見込みが低くても、なかなか手を引けない傾向にあることが知られているそうですが、マウスやラットも、それと同じような「弱点」を備えているとみられること示す研究がScienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。経済学者によれば、これには、「サンクコスト(埋没費用)」と呼ばれる要因が関係しているそうです。例えば、ある国営事業がもはや国益にかなっていないにもかかわらず、せっかく多額の資金をつぎ込んできたのだからという理由だけで資金を投入し続けるのは、意味がない。長年、研究者らは、こうした問題で動物も人間と同じように行動するのかを研究してきたそうです。つまり、それまでに労力を費やしたというだけの理由で、対象物に執着心を抱くのかどうかという問題とのことです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3182620?page=2
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