パリのエッフェル塔で行われている1階部分の改修工事の一環で、垂直軸部分に風力発電のタービン2基が設置されたそうです(AFPBB NEWS)。タービン2基は高さ7メートル、幅3メートルで、地上127メートルの2階に設置。年間発電量は1万キロワット時で、1階のギフトショップの電力需要に十分対応できる水準だそうです。エッフェル塔の環境への配慮は風力発電にとどまらず、今回の改修工事で強い日差しを避けられる形に窓の位置を調整。この結果、夏場に太陽光の熱が25%カットされ、エアコンの電力使用量を抑制できると見込まれているそうです。また、1階の照明に電力使用効率の高いLEDライトを全面採用。ソーラーパネルも設置し、水洗トイレ用には雨水回収システムを導入。環境への配慮ということですね。
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