交通事故などで脊髄が損傷したばかりの患者のうち、約半数は血糖値が上昇して手足のまひの回復が遅れるというメカニズムが明らかになったそうです(47 NEWS)。脊髄損傷は、背骨を通る神経が傷つき、手足が麻痺したりします。さらに、免疫細胞による炎症や、神経系細胞の自然死などの二次損傷が起きてダメージが拡大するそうです。今回、脊髄が損傷して間もない患者528人のデータを分析し、患者の約半数は何らかの原因で高血糖症になっていたことが判明したというもの。高血糖を治療することで回復する可能性があるということです。
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