健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

子供の幸福度

2013-12-26 08:30:23 | 日記
国連児童基金(ユニセフ)と国立社会保障・人口問題研究所は、子供に関する教育や住環境、健康面など5項目の現状を「幸福度」として算出、先進31カ国の中で日本が6位との報告書をまとめたそうです(日本経済新聞)。5項目の中には日本がトップになった分野もあるが、各国内での経済格差の度合いなどを示す「物質的豊かさ」が21位と低く、足を引っ張ったそうです。子供がしわ寄せを受けている実態が浮き彫りに。5項目のうち「日常生活上のリスク」の低さと「教育」は日本が1位で、「住居と環境」が10位、「健康と安全」は16位だったそうです。「教育」は経済協力開発機構(OECD)が実施した「学習到達度調査」(PISA)の好成績が評価されたそうです。「日常生活上のリスク」は肥満の割合や10代女子の出生率、飲酒の割合が小さい点がトップに結びついたそうです。ちなみに米国は29位。「物質的豊かさ」は国ごとに標準的な所得の半分未満の世帯で暮らす子供の割合で比較し、割合が大きいと評価が下がるそうで、日本は14.9%、1位のフィンランドは3.6%、最下位のルーマニアは23.6%。31カ国は日本を除き欧州と北米諸国。今年の4月に公表した欧米に関する報告書に日本のデータを加えたものだそうです。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最古の生命の痕跡 | TOP | iPS細胞でFOPの症状再現 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 日記