健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ライオンは絶滅の危機

2015-12-29 08:30:01 | 研究
米国魚類野生生物局(FWS)は、アフリカのライオンは絶滅の危機にあり、米国法の下で絶滅危惧種として保護すると宣言したそうです(AFPBB NEWS)。アフリカ・ジンバブエでは今年、観光客らに人気だった雄ライオンが米国の狩猟愛好家によって殺され、世界中から怒りの声が上がったそうです。FWSによると、ライオンの一部特定種は現在「劇的な減少傾向」にあるため、絶滅の危機に直面しているとみられているそうです。今回の決定は、ジンバブエで人気だったライオンのセシル(Cecil)が、米国人歯科医師に殺された件を受けて下されたもので、今後、死骸の輸出入に対する規制が強化される見通しとのこと。今回の決定で、ライオンの狩猟が全面的に禁止されるわけではないそうですが、ライオンの狩猟許可の申請を望む人々に対しては基準のレベルが大幅に引き上げられるとのこと。ライオンの個体数は過去20年間で43%減少しており、その原因としては、生息地の喪失、餌探しの困難さ、増え続ける人間との衝突の増加が挙げられているそうです。
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