健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

NASH

2017-08-27 08:30:21 | 研究
肥満により西側諸国の人びとのウエストサイズが膨れ上がる中、「人間のフォアグラ」とも呼ばれる自覚症状がないものの命取りになりかねない疾患が、製薬大手に数十億ドル規模の利益をもたらす可能性があるとして注目を集めているそうです(AFPBB NEWS)。「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」と呼ばれるこの疾患は、肝臓に脂肪が蓄積することで発症。NASHは米国の肝臓移植希望者が最も多く有してる症状で、欧州でもすぐにそのような状況になると考えられているようです。ある調査会社によると、2026年までにNASHは250億ドル(約2兆8000億円)を超える規模の市場を下支えする可能性があると予測。特に、NASH治療薬が売り出される初期段階では米国、欧州、日本を顧客基盤とし、年45%もの大幅な成長が見込まれるそうです。疫学研究では、米国人の12%、欧州人の6%がすでにNASHを患っているとの報告も。

http://www.afpbb.com/articles/-/3139132
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