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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ビタミンBで流産や胎児の先天異常大幅減

2017-08-26 08:30:36 | 研究
一般的なビタミン剤を摂取するだけで、一部の流産や先天異常を大幅に減らせる可能性があるとする研究論文がNew England Journal of Medicineに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、妊婦体内でニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)分子が不足することで生じる子宮内の胚や胎児の正常な発達の阻害が、ビタミンB3(ナイアシン)の摂取で対処できたそうです。流産や胎児の先天異常を経験した妊婦や家族の遺伝子を調べたところ、NAD分子の生産を阻害する遺伝子変異があったそうです。NADの生成には肉や野菜に含まれるビタミンB3が必要。研究では、NAD欠乏マウスの胚を対象にビタミンB3の投与による効果を調べ、その有意性を確認したそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3138909
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