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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

認知症発症とゲーム

2017-11-23 08:30:59 | 研究
視覚刺激への反応を求める特定のゲームでトレーニングを積むことにより、認知症の発症リスクが29%低下する可能性を示唆する研究結果がAlzheimer's & Dementiaに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。2800人以上を対象とした無作為化臨床試験に基づく研究では、いわゆる「脳トレゲーム」が使用されたそうです。この脳トレゲームは、画面中央に表示される物体を識別しながら、同じタイミングで周辺部に表示される別の物体の位置を把握する内容となっているものだそうです。ユーザーが上達してレベルが上がるにつれ、表示スピードが速くなり、難易度が増すそうです。ゲームの目的は、脳の変化する能力(可塑性)を訓練することと、認知や意思決定、思考、記憶などの能力をテストすること。被験者の参加時の平均年齢は74歳だったそうです。ただし、一部の専門家からはこの結果について懐疑的な見方も。

http://www.afpbb.com/articles/-/3151084
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