人への移植用のブタが作製されたそうです(YOMIURI ONLINE)。動物の臓器や細胞を人に移植する「異種移植」に関する国の指針に基づき、移植用動物を作ったのは初めてだそうで、来年初めには民間企業と共同でブタの供給を始める方針とのこと。異種移植は臓器不足を解消する手段として、ニュージーランドやロシアなどで臓器の機能が人に近いブタから人への移植が200例以上行われているそうですが、国内での実施例はありません。厚生労働省は2016年、移植用動物の作製法などを定めた指針を改定。ブタは隔離した清潔な環境で育て、約40種類のウイルスの検査を行い、人への感染を防ぐなど安全性を確保するよう求めているそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180305-OYT1T50023.html
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