火星の土壌を想定した土で育てた野菜と穀物4種について、食べても安全であることが分かったそうです(AFPBB NEWS)。オランダの大学による研究だそうですが、米国航空宇宙局(NASA)が火星を想定して開発した土を使い、2013年から10種類の作物を育てる実験を行っているそうです。この土で育ったラディッシュ、エンドウ豆、ライ麦、トマトのどれからも「危険なレベル」での重金属は検出されなかったそうです。それでも、火星の土に高いレベルで存在するカドミウムや銅、鉛など重金属が植物に吸収されることの詳細については、まだ不明な点も残るそうです。ジャガイモを含む残り6種類の作物に関しては、さらなる研究が必要とされるそうです。