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健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大学院への誘い(リンクの訂正)

2020-08-05 22:33:57 | 研究
大学院で研究をしてみませんか?
COVID-19に関連した研究も可能です(詳細は、相談してください)。

入試日などの情報は、下記ページにあります。
http://www.sozo.ac.jp/department/health_science/examination

研究室の情報(研究内容、学会活動、発表論文、など)は下記ページを参照してください。
http://www.sozo.ac.jp/professor/goto_katsumasa/index.html

研究テーマ
http://www.sozo.ac.jp/professor/goto_katsumasa/reserach.html

研究室メンバー
http://www.sozo.ac.jp/professor/goto_katsumasa/member.html

業績(発表論文など)
http://www.sozo.ac.jp/professor/goto_katsumasa/publications.html

大学院生募集の案内
http://www.sozo.ac.jp/professor/goto_katsumasa/admissions.html

大学院進学についての相談
http://www.sozo.ac.jp/professor/goto_katsumasa/consultation.html

不明な点があれば、連絡ください。

大学院入学についての質問に答えます!

2020-08-05 13:20:16 | 研究
どんな些細なことでも可構いません。

本ブログのメッセージ機能で質問してください。

メールでもOKです。連絡先メールは、下記ページに記載されています。
http://www.sozo.ac.jp/professor/goto_katsumasa/admissions.html

Facebookでもコメントで質問できます。
https://www.facebook.com/SOZOMUSCLE/


PCR検査結果の解釈

2020-08-04 21:58:16 | 研究
PCR検査の結果について、多くの人が興味を持っていると思います。そこで、少し解説してみたいと思います。
以下、サンプル採取とその後の処理に何ら問題がなかったことを前提に話をします。もちろん、私見です。

1)PCR検査で陽性
検体を採取した時点で、一定量のあるRNAがサンプル内に存在していた。つ

2)PCR検査で陰性
検体を採取した時点で、一定量のあるRNAがサンプル内に存在していなかった。これはRNAが存在しなかったかもしれませんし、存在していたが検出限界を下回っていた可能性もあります。

また、サンプル採取後にRNAが体内で増殖したり、新たにRNAが体内に入る(例えば、サンプル採取直後あるいは帰路時に体内に入る)ことも十分にあり得ることです。したがって、一定の間隔でPCR検査を継続的に実施しないと「いわゆる体内にRNAが存在しない証明」にはなりません。

Biological Sciences in Spaceに投稿した総説が掲載されました

2020-07-21 09:36:09 | 研究
Ohira, Tak., Kawano, F., Ozaki, Y., Fukuda, S., Goto, K., Ohira, Y.: Roles of satellite cells and/or myonuclei in the regeneration of morphological properties of anti-gravitational skeletal muscle in response to mechanical stress. Biol. Sci. Space 34: 1-11, 2020.
https://doi.org/10.2187/bss.34.1

Acta Astronauticaに投稿していた論文が掲載されました。

2020-07-07 07:47:53 | 研究
Egawa, T., Kido, K., Yokokawa, T., Fujibayashi, M., Goto, K., Hayashi, T.: Involvement of receptor for advanced glycation end products in microgravity-induced skeletal muscle atrpophy in mice. Acta Astronaut. 176: 332-340, 2020.

https://doi.org/10.1016/j.actaastro.2020.07.002

Acta Astronautica

2020-06-09 15:21:16 | 研究
Acta Astronauticaに投稿していた論文が掲載されました。

Okabe, H., Ohira, Tak, Kawano, F., Ohira, L., Ohira, Tomo, Kamibayashi, K., Goto, K., Naito, H., Ohira, Y.: Role of active plantar-flexion and/or passive dorsi-flexion of ankle joints as the counytermeasure for unloading-related effects in human soleus. Acta Astronaut. 175: 174-178, 2020.

https://authors.elsevier.com/c/1bBPQLWHFvPCi

PCR検査で明らかになること

2020-05-21 08:52:24 | 研究
PCR検査で明らかになること

PCR検査で明らかになることは、検査したサンプル中に特定の遺伝子が存在していたことです。ですが、それはサンプルを再出した時点での話です。ですので、例えばあるRNAウイルス感染がサンプル採取後に起こった場合、それは検出できません。と考えると、PCR検査で感染症対策をするとなると、定期的にPCR検査を実施していく必要があります。仮に、1,000万人を対象として検査を継続することは・・・・・・。


PCR検査用のRNAサンプル

2020-05-20 23:59:10 | 研究
PCR検査では、RNAの量あるいは存在を検出します。
RNAは非常に不安定で、分解しやすい物質です。また、私たちの身の回りにはこのRNAを分解してしまう酵素(RNase)が多数存在します。このRNaseは失活しにくいという性質を持ちます(長く、RNA分解する能力を持ち続ける)。
手や唾液、実験台の上、など、RNA分解酵素が存在していると考えて操作する必要があります。
また、こうしたRNAは取り扱いが非常に難しいので、DNAに転写(逆転写という)してcDNAとして、その後の検査に用います。

いずれにしても、取り扱い注意です。

PCR検査と抗原検査

2020-05-12 18:49:02 | 研究
抗原検査とは、(体内に侵入した異物)検出したい物質の表面に存在するタンパクを検出する検査。抗原抗体反応を利用している。抗原抗体反応は、理論上は鍵と鍵穴の関係で1対1に対応するはずですが、実際は標的とする抗原をどこにするか、用いる抗体の濃度や検体の状態など、抗原抗体反応に影響を及ぼす因子が多く存在します。ですので、検出精度は低くはありませんが、エラーが比較的発生します。
一方、PCR検査は、RNAを鋳型にしたDNAの塩基配列をターゲットとするので、抗原抗体反応に比べるとその特異性は高いです。ただし、このPCRもターゲットとする配列をどこにするか(検出するためのプライマーの設計をどうするか)、検出に用いる検体の純度などによって検出結果は左右されます。
いずれにしても、まずは検体を精度よく不純物などが混入しないように、またタンパクあるいはRNAが分解しないように最大限の配慮をすることが大切です。


ヒトに感染するコロナウイルス

2020-04-14 22:17:31 | 研究
1)風邪の原因ウイルス
   ヒトコロナウイルス(Human coronavirus: HCoV)
    HCoV-229E、HCoV-OC43
    HCoV-NL63、HCoV-HKU-1
   風邪の10~15%

2)重篤な肺炎を引き起こすウイルス
   重症急性呼吸器症候群 (SARS)コロナウイルス 2002年
   中東呼吸器症候群 (MERS)コロナウイルス   2012年
    Middle east respiratory syndrome: MERS

3)現在感染が拡大している新型コロナウイルス
   SARSコロナウイルスと同じβコロナウイルス属に分類
   SARSコロナウイルスの遺伝子と相同性が高い(約80%)
   SARSコロナウイルスと同じ受容体が感染に関与