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健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ニュースよりウィキペディアを信用

2014-08-31 08:30:05 | 日記
英国の人々は主要メディアよりもオンライン百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」の情報をより信頼していることが、アンケート調査により分かったそうです(AFPBB NEWS)。これは、ウィキペディアの創設者ジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)氏が8月10日に発表したそうです。英世論調査会社「YouGov」が英国の成人約2000人を対象に行った調査で、回答者の64%がウィキペディアへの投稿者について、真実を述べていると「非常に」または「かなり」信頼していると答えたというもの。これに対し、英国放送協会(BBC)の記者を信頼するとの回答は61% 、タイムズ(The Times)やガーディアン(Guardian)といった新聞社の記者に対する信頼は45%で、サン(The Sun)など大衆紙の記者を信用するとの回答はわずか13%だったそうです。その一方で、情報源として最も信頼されている媒体は「ブリタニカ百科事典(Encyclopaedia Britannica)」で、83%が信頼していると回答。調査結果は、英国ロンドンで3日間の日程で開かれていたウィキメディア財団(Wikimedia Foundation)主催の会合で発表されたそうです。

連続光への耐性遺伝子でトマトの収穫増

2014-08-24 08:30:27 | 日記
野生種トマトに存在する遺伝子を導入し、栽培種トマトの苗を自然光と人工光の下で1日24時間生育させることを可能にしたとの研究論文が、Nature Communicationsに先日掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。現代のトマトの苗は、連続光の下で栽培すると葉に大きな損傷が生じる恐れがあることが1920年代に行われた実験で明らかになっているそうです。そのため出荷用のトマトは、光の照射を1日約16時間に制限した昼夜サイクルの下で栽培する必要があるそうです。知りませんでした。一方で、レタスやバラなどの他の植物ではこうした問題がないため、連続光で一日中生育させることができるそうです。これは、大規模な工場式温室栽培を行うのに望ましい特性ということです。研究では、南米を原産とする野生種のトマト1品種のゲノム(全遺伝情報)を詳細に調べ、連続光に対する耐性を与える「CAB-13」と呼ばれる遺伝子を7番染色体上で発見。さらに、このCAB-13遺伝子を遺伝子組み換え技術を用いず、異種交配させる従来通りの方法で現代のトマト苗に導入し、作出した交配種に対して連続光の試験を実施。その結果、1日24時間の連続光で栽培した苗は、温室内で16時間の条件で栽培した苗に比べて収穫高が最大20%増加したというのです。

4人に1人がアフリカ人に

2014-08-23 08:30:01 | 日記
国連児童基金(UNICEF)は先日、今後35年以内に世界人口の4分の1をアフリカ人が占めるようになると発表したそうです(AFPBB NEWS)。アフリカ大陸では現在、出生率の急増が続いているそうです。UNICEFは南アフリカ・ヨハネスブルクで発表した報告書の中で、高い出生率に加えて出産適齢期の女性の数が増加することにより、同地域では2050年までに生まれる新生児の数が20億人に達すると。同報告書によると、現在の傾向に基づくと、35年以内に100人中25人がアフリカ人になるとしています。また2050年までに、世界の5歳未満の子どもの4割がアフリカ大陸生まれに。同地域で最も人口の多いナイジェリアは2050年までに、その出生数が世界の1割に達する見込みだそうです。現在12億人とされているアフリカの人口は2015年~2050年までに倍増し、2100年までには42億人に達する推計だそうです。出生率の急増により、人口の過密状態がさらに増すことに。2050年の世界の人口密度は、1950年比で10倍となり、1平方キロ当たり80人に達する見込みだそうです。ですが、これでもアジア地域での現在の数字に比べるとかなり低いそうです。その一方、アフリカでの子どもの生存をめぐっては依然として厳しい状況が続いており、11人に1人は、5歳を前に死亡。世界の子どもの死亡件数の半数以上はアフリカの子どもだそうです。考えさせられます。

アース・オーバーシュート・デー

2014-08-21 08:30:10 | 日記
アース・オーバーシュート・デー(Earth Overshoot Day)。あまり聞きなれない言葉だと思います。地球が1年間で再生できる自然資源の今年の割り当て分が人間の活動によって既に使い果たされる日のことだそうです。今年のアース・オーバーシュート・デーは8月19日だったそうです(AFPBB NEWS)。これは、人類が地球に与える影響を監視する国際環境NPO、グローバル・フットプリント・ネットワーク(Global Footprint Network、GFN)が報告した者。このアース・オーバーシュート・デーの到来は毎年早くなっており、1993年は10月21日、2003年は9月22日、そして昨年は8月20日だったそうです。この報告書によると、現在の再生可能資源の消費を支えるためには、地球が1.5個必要との計算になるとも。

エボラ出血熱はスポーツ界にも影響

2014-08-16 08:30:08 | 日記
中国・南京で今日から開幕するユースオリンピックで、エボラ出血熱の感染が拡大している西アフリカ諸国の選手が一部の競技に参加できないことが決まったそうです。エボラ出血熱の感染が確認されている地域からの選手は格闘技とプールを使用する競技種目に参加できないそうです。これは、大会に参加する全ての人々の安全を確保するための措置だそうです。この措置に該当する選手は格闘技で2人、プールを使用する競技で1人だそうです。また、西アフリカ諸国からの代表団は選手以外のスタッフらも、大会期間中は定期的に体温測定と健診を受ける必要があるととも。その上で、エボラ出血熱の確認例はなく感染の恐れは限りなく低いとのお墨付きを保健当局から得たとも。8月16~28日まで中国の南京で開かれるユースオリンピックには、14~18歳の選手3700人以上が参加する予定だそうです。

庭の芝生撤去で報奨金

2014-08-13 08:30:15 | 日記
ロサンゼルス市の「Cash in Your Lawn」と題されたプログラムでは、芝生を撤去し、代わりに乾燥に強い植物や岩、砂利などを導入すると、1平方フィート(約929平方センチメートル)あたり3ドル(約300円)の報奨金が支払われ、最大6000ドル(約60万円)まで支払われるそうです(AFPBB NEWS)。3年前から続く渇水に改善の兆しは見られず、州の人口3800万人に供給する水資源は危機的状況にあるそうなのです。当局も芝生への水やりを週2回までに制限する緊急の措置を講じているそうです。環境意識の向上と水道料金の高騰を背景に、ロサンゼルスの高級住宅地では「庭の砂漠化」がじわじわと広がっているということです。