北へ 南へ ④

目覚まし時計代わりの妹まで一緒に爆睡してしまった結婚式の朝。


夜の内にロビー ８：３０集合の号令がかかっていたのに７時半過ぎの起床！

天候や時勢は気がかりでも顔などいじくってる余裕なんてない慌てぶり。
離れた式場に向かわなければだから寝坊してしまってはやっかいだ。

 

一先ずササッと朝ご飯をかっ込み～　かりゆしウェアに着替え出発セーフ。


車はさとうきび畑の向うに見える海をナビに　　小一時間も走り式場到着。
素晴らしいロケーションだぁ～　泣きべそかきの空は少し大人しくしててもらおう。

時間になり固唾をのむ２０名は神聖な面持ちで着席。


やがて新郎新婦の入場で挙式は進行しメモリアルプレート刻印の時になった。

指で押さえた細いトップをトンカチのようなものでコンコン打付けるようだ。
息を殺し見守る両家の殊勝顔が一瞬にして目を疑うお笑いの世界かに？

新郎が思いっ切り空打ちし　　ズコッとテーブルを叩いたではないか！
今ここでやる？　演出なら大物だ。。。　いやぁ～　可笑しいのなんのって！


隣に座る新郎の兄は両手で顔を押さえ ” ハンカチ貸してくれる？ ”  っていう。
弟への感動だけでこんなボロボロ堪え泣きはしないだろう笑いが続くのだった。

神父さまだって人の子～　キッと苦しいほど笑いを堪えなさったに違いない。

新郎新婦の退場で式終了～

フラワーシャワー　＆　シャボン玉あびせにフォトタイム。

 



千切れんばかりに鐘を鳴らし予行演習する？　３姉妹。。。
見届けられないかぁ。。。



そしてお食事開始。



 
 



 
 

横のベットで一人不貞寝する ひよりちゃん　　泣かないだけ良い子ちゃんであった。



続きます～