二度あることは三度ある

　　　　　７／１８　地方紙の 「 花時計 」 欄に妹投稿の記事が
　　　　　掲載されたとのこと～　　転載いたします。

　　　　　　スーツに身を包んだ男性が、あわてた様子で、
　　　　　ＪＲ岩手飯岡駅の階段を下りてきて、あっちへ行ったり
　　　　　こっちに来たりと誰かを探しているように見える。
　　　　　そこへ通りかかった私に 「 あっち （ 西口 ） から
　　　　　来たが、この駅のトイレはどこにあるのか 」と尋ねてきた。
　　　　　私も駅が新しくなってからトイレは確認しておらず
　　　　　教えてあげられなかった。
　
　　　　　　この駅は２階にあり、トイレも２階にあった。
　　　　　あの男性に教えてあげようとしたが見当たらず、
　　　　　しばらくしてその男性がトイレ側から出て来て、
　　　　　すっきりした様子で駅から出て行った。

　　　　　　それから盛岡駅に着き、数分後マリオスで
　　　　　またまた男性二人がトイレを探していた。
　　　　　友人と２人でここですよと、トイレの場所を教えた。
　　　　　飯岡駅でのことを友に話した。
　　　　　今日はトイレに縁があるね。
　　　　　「 二度あることは三度ある 」 かも。

　　　　　　それから公演の休憩時間、トイレに行った。
　　　　　３度目が訪た。男性が女性トイレ側にやって来た。
　　　　　「 男性トイレは向こう側ですよ 」

　　　　　　「 二度あることは三度ある 」 の解説は
　　　　　「 二度続けてあった時は、必ずもう一度繰り返される。
　　　　　 繰り返さないことへの戒めとして使われるのが一般的 」 とある。
　　　　　 このことわざに関係なく、
　　　　　「 二度あることは三度ある 」 を感じた出来事だった。

　　　　　　　

東京だﾖおっ母さん

　　　　　５／８　地方紙の 「 花時計 」 欄に妹投稿の記事が
　　　　　掲載されたとのこと～　　転載いたします。


　　　　　　笑顔でいつも穏やかなＴさん。
　　　　　しばらくサークルから遠ざかり
　　　　　元気にしていると思っていましたが
　　　　　訃報を耳にし、ペンを執りました。

　　　　　　Ｔさんがサークルの仲間入りしたのは何年前だったか
　　　　　定かではないですが、最初の年の忘年会。
　　　　　Ｔさんの穏やかなしぐさに、手をさしのべて舞台に誘いました。
　　　　　Ｔさんは嫌がるでもなく、素直に舞台に上がり、私のなすがまま
　　　　　手拭いを頭に姉さんかぶり。
　　　　　かわいいおじいちゃんがおっかさんに変身。
　　　　　娘役の私が手をひいて、あの曲に合わせて踊りました。

　　　　　　踊りにはほど遠い、ただゆっくり歩き
　　　　　時々顔と顔を合わせ首をかしげて見つめ合う。
　　　　　爆笑と拍手をいただき、舞台を下りた思い出が
　　　　　一度や二度ではありませんでした。

　　　　　　それからわれらがサークルの定番余興となった
　　　　　島倉千代子の 「 東京だﾖ おっ母さん 」 。
　　　　　　　　や
　　　　　　好好爺で紳士のＴさん。
　　　　　おっかさん役ありがとうございました。
　　　　　楽しい忘年会でしたね。
　　　　　強引な私の誘いにも嫌な顔もせず楽しんだでしょうか。
　　　　　忘れられないＴさんとの忘年会の思い出です。

　　　　　　どうぞごゆっくりお休みくださいませ。　合 掌

　　　　　　

　　　　　　　　　　

いきなり団子

　　　　　２／７　地方紙の 「 花時計 」 欄に妹投稿の記事が
　　　　　掲載されたとのこと～　　転載いたします。　

　　　　　いきなり団子はタクシーの中で、それこそいきなり差し出されました。

　　　　　運転手さんにすれば頃合いを見て差し出したのでしょう。
　　　　　「 さてクイズです。　熊本名物いきなり団子
　　　　　なぜいきなり団子と言うのでしょうか？ 」。
　　　　　案内しならのベテラン運転手さん。　一気に和やかになる車内。

　　　　　　年末、孫の全日本Ｕ－１２サッカー選手権大会の応援を口実に
　　　　　鹿児島へ姉と出かけました。
　　　　　孫たちの勝敗は４戦し２勝２敗、笑顔で終えた大会でした。
　　　　　大会終了後２人で桜島観光。
　　　　　雄大な景色に、健康で元気なことに感謝し、翌日は熊本観光に出かけました。

　　　　　　熊本在住の姉の知人に手配していただいた観光タクシー。
　　　　　運転手さんの記憶力に驚きました。
　　　　　３人の名前を口にしながら応答、さすがベテラン運転手さんと思いました。
　　　　　そんな時に出されたいきなり団子は、熊本の郷土菓子。
　　　　　輪切りしたサツマイモの上にあんを置き、衣で包んで蒸したもの。
　　　　　急な来客にさっと作って出せるおやつなそうです。

　　　　　　熊本城や阿蘇山を観光し、お別れの時が来ました。
　　　　　ビルの角を曲がるまで、見送りする運転手さん。
　　　　　私らも何度も振り返って別れを惜しみました。

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いきなり団子～♪



鹿児島へ駆けつけた　　岩手の応援組と一緒に～♪


＜ ２０２３．１２．２７ ＞

新鮮な響きの 「 あなた 」

　　
　　　　　８／２８　地方紙の 「 花時計 」 欄に妹投稿の
　　　　　記事が掲載されたとのこと～　　転載します。

　　　　　　神社を探してあっちこっちさまよい、
　　　　　近くにいた女性に声をかけ、
　　　　　「 百澤 （ ももさわ ） 神社知りませんか 」 と尋ねました。
　　　　　農家のご婦人と見受けられましたが
　　　　　地元出身でないのか 「 分からない 」 との返事。
　　　　　それでも重ねて聞いてみますと
　　　　　「 あなた～ 」　「 あなた～ 」　と大きなはりのある声で
　　　　　呼びながら遠くにいる夫のもとへ。

　　　　　　しばらくして事情を聴いた 「 あなた 」 が
　　　　　「 道案内をする 」 と言って、軽トラで神社まで
　　　　　２．３分の道のりを先導して下さいました。
　　　　　テレビドラマなどで耳にする夫への呼び方 「 あなた 」 。
　　　　　そのように呼んだこともない私には、新鮮な響きでした。

　　　　　　突然のことにもかかわらず快く案内をしていただき
　　　　　ありがとうございました。
　　　　　今年の１月から始めた神社巡り。
　　　　　おかげさまで、柴波エリアのマップ掲載の
　　　　　神社５６カ所を制覇しました。

　　　　　　昔からコミュニティの場として、地域に愛されている神社。
　　　　　田畑の中に多い柴波。
　　　　　住宅地にある矢巾、都南。
　　　　　高台にある神社も多く、
　　　　　「 クマに遭われないように 」 と祈りながら上りました。

　　　　　　「 健康でありますように 」　と参拝。
　　　　　５６カ所分の御利益とはいいません。
　　　　　１カ所の御利益にでもありつきたいものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

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　　　　　神社５６か所巡りとは　　つゆ知らず｡｡｡

　　　　　姉の症状が徐々であってもメドをみさせるのは
　　　　　神社巡りのおこぼれではと　　感謝しております。

巣作りの季節に亡母の教え

　　　　　地方紙 「 声 」 の欄に従兄Ｍ太さんの記事が
　　　　　掲載されたとのことで 【 花時計 】 に転載いたします。

　　　　　今は新緑の季節で野鳥は巣作りの最中と思うが
　　　　　鳥によって巣作りがさまざわで
　　　　　感心するほど上手に作っている。

　　　　　私が子どもの頃はわんぱくであまり出来が良くなく
　　　　　母親に心配や苦労を掛けていた。
　　　　　母親は将来を心配してこんな例え話しをしていた。

　　　　　ヤマバトが巣の作りかたの指導を受けに
　　　　　鳥の親方のもとへ行った。
　　　　　教えてもらっている最中に最後まで聞かないで
　　　　　「 分かった分かった 」 と帰った。
　　　　　ヤマバトが巣を作ると雑な巣しかできなかった。

　　　　　人から教えられる時は最後までしっかり聞いて
　　　　　分からないところは納得するまで
　　　　　教えてもらうもんだと母親に言われた。

　　　　　山の遊び場にヤマバトの巣があったので確かめると
　　　　　母親が言っていた通り雑であった。

　　　　　人さまから教えられる時はよく話を聞き
　　　　　納得するまで聞くように心掛けている。
　　　　　今は母親は亡くなっているが
　　　　　忠告を心に秘め生活してきた。

　　　　　子どもの頃遊んだ山は大震災後
　　　　　高台宅地造成で木が伐採され
　　　　　ヤマバトの巣は見られない。　寂しくなった。