お通夜帰りは歩くことにした。
先立たれた奥様を追うかに病に急かされる世の儚さ。そう問いかけてはノッポビルの隙間を幾度も仰ぐ。東西通り抜けガードに描かれた絵は無心のまま~
湿った風が触り星も隠れる その夜であった。< 5,334歩 >
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