goo blog サービス終了のお知らせ 

シンプル ライフ(健康で豊かな生活の実現を目指して)

健康で豊かなシンプルライフを実現するブログ情報

人と接することが老化を防ぐ上で大切なこと

2006-10-01 21:42:47 | 健康と美容

 いくら用心しても、老化は起こります。まず老眼が45歳前後から始まってきます。だんだん聴力が弱くなってきます。発語が不明瞭になってきます。年をとった人は話している言葉がどうしても不明瞭になります。聞いているほうの老人も「そうか、そうか」といい加減な返事をします。年をとると聴力が落ちることに加えて、識別力も下がるのです。音は聞こえているが言葉が識別されないということが起こります。年をとると視野も狭くなります。眼科医で視野検査を受けると、正常な視野はあるのです。「あなた、よいですよ」と言われます。ところが家では「楊枝をとってくれ」と奥さんに言ったりします。しかし、目の前に楊枝はあるのです。目のすぐ前だけを見て、そこになければ楊枝はどこにあるのかと聞くのです。広く見ようとする習慣がなくなるからです。眼鏡がそこにあっても、どこかと尋ねます。

  このように年をとると実際上の視野が狭くなり、言葉の識別力が下がるということが起こるのはやむをえませんが、そのほかに、老人になるとだんだんイコジになって孤立してしまうことがあります。どうすれば心の視野を広げることができるかということも考えなければなりません。老人が目もよく見えず、音もよく聞こえないと、つい自分の部屋にこもってしまいがちになります。老人は人との接触から離れると、老化が非常に早くなります。人に接することが老化を防ぐ上で大切なことです。


避けたい老化

2006-10-01 19:40:40 | 生き方

 私たち人間は死がくるであろうということを予測する生き物です。死が予測できるからこそ、いまの生命というものをどういうように使うのがよいかということが考えられるのです。いまの生命の使い方をどうするのか。老化する自然現象に従いながらも、よき先人を見習って知恵のある生活をすれば、無駄な老化が加味されないでしょう。その知恵を私たち先人は近代科学からもらって、日常の実践の中に活かしたいと思います。

  私たちの生活には老化を促進する因子が多々あります。動物性脂肪の多い食事が第一です。アメリカ人には、いままで日本人よりも10年早く、老化を早める動脈硬化が起こっていました。それは主に食事のせいです。一方、日本人はこれまでは食塩が多かったので、脳卒中になり、それで四肢の麻痺がくる。そのため自立できなく、寝たきりになりやすいのです。その意味でも私たちは塩分の多い食事を避けるように努力しなければなりません。

  私たちが若い世代に残すのは老人の知恵です。自分はこれをとったからこうなった、諸君はこれを摂らないように、ということを若い人に言わなければならないのです。どんどん欧米化していく日本人の食事にも警告を発すべきです。動物性脂肪を少なくし、糖分を摂り過ぎないようにすべきです。お酒は二合までが無難でしょうということです。