goo blog サービス終了のお知らせ 

シンプル ライフ(健康で豊かな生活の実現を目指して)

健康で豊かなシンプルライフを実現するブログ情報

人間の背後にあるものは何か

2008-03-01 20:12:30 | 生き方

 物事の真実は科学で証明された部分と科学で証明できない部分があります。科学がいかに進歩しても証明のできない部分は残り、その大きさは証明された部分よりもはるかに大きいと考えます。ここで証明されない部分は、古代から感覚的に存在すると信じられてきました。この証明されない部分は、信じるか信じないかの世界であり、それぞれの人の心に委ねられた世界でもあります。

 人間を考える場合、人間は「自然」に属し、モノとモノでないものからできあがっているといえます。モノの部分は「からだ」と「こころ」です。この「モノ」としての人体に宿って、自分を他のだれともちがうひとりの自己としているモノでないものが「いのち」といってもいいと思います。ここで「こころ」は脳内の物質の作用によって起こるのだということが脳科学で解き明かされるにつれて「モノ」としてとらえるようになってきました。

 人間をすべてモノからできているというとらえ方をする人もいますが、私はモノとモノでないものから構成されていると考えます。モノでないものが存在とするという考えは、信じるか信じないかの世界であります。「生きているもの」には「かたち」があります。その「かたち」の背後にあるものが「いのち」ということです。この「いのち」は、想像するしかありません。それをどのように想像するかは、各人、各様にいろいろとイメージすればよいことです。

 すべてのモノには「かたち」があります。その「かたち」の背後には「いのち」があるといいました。つまり、地球も、宇宙も、すべてモノからできていますので、その背後には「いのち」があることになります。そして、ブッダが見抜いたように、「いのち」あるものはすべて変化すると説きました。この世界に変化しないものなど、ひとつもないということでしょう。

 この「いのち」をどのように想像するかです。モノの背後にある「いのち」は信じるしかありません。それは「かたち」がないからです。そして、一般の人が持っている五感では感知できないからです。「いのち」は万物を作りだすエネルギーの元であると私は考えます。そして、人間が考える「こころ」と一体となって作用するものと考えています。しかも、それぞれのモノが生成と消滅を繰り返しながら、自己成長と自己繁栄をするように機能しているのです。

 科学は万能ではありません。科学で解明できないことが沢山あります。科学では解明できない何かを先人たちは感じてそれを言葉にして残したのでしょう。何かウサンクサイと考える人も沢山いるでしょう。だからといって何か未知のものがないとは決していえないと思います。

 

 


人生は出会いから方向づけられる

2008-03-01 12:07:56 | 生き方

 人の人生は、ちょっとした出会いから方向づけされるような気がします。しかし、心に何か備えがあっての出会いかどうかにより、それが何かよい機会になるのかが決まるのではないかと思います。

 毎日の通勤や通学途中で、いろいろな人に出会いますが、誰も行き交う人の顔も覚えていません。めいめいがそれぞれの方向を目指して足早に歩いています。人は多くの人々に会いながらも、まるでものに出会うかのように行動しています。

 このような人々の出会いでない、本当の出会いが、人生の中で数多く経験されます。そして、その出会いを、大切に心に受けとめるかそうでないかにより、人の一生は変わってくるものと思います。

 このことは、本との出会いにもあてはまります。何らかの原因で生き方を変えなければと思っているときなどに、ひょっとしたきっかで手にした本が考え方を変えるヒントとなり、人生を大きくかえることがあります。

 人は不完全なので、いろいろな考え方があることは頭でわかっていても、心がそれを求めていなければ気づきません。人々は、幸せな暮らしがしたい、豊かな暮らしがしたいと願うのですが、何を具体的に求めているのかという心の備えがなければ、豊かな暮らしを実現するきっかけをつかむことができません。いつも、自分が求める幸せな暮らし、豊かな暮らしを想像し、忘れないことです。そして、積極的な心をもって行動することです。思ったように進まないときは、感謝の気持ちをより大きくすることです。

 不安な心の状態にあると、いろいろなことが見えなくなります。いろいろなヒントが向こうからやってきても、つかむ事ができなくなります。いつも心の状態を自由にしておくことが大切です。

 人はいろいろなことを願望する生き物です。心がいつも揺れ動いて願望が変ります。自分が得たい豊かな暮らし、幸せな暮らしを忘れないようにするには、具体的な内容を手帳などに記入して、毎日見るようにすることです。