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魅力の「Nikon 1 V3 」 (2)

2014年07月09日 | カメラ

ニコンのミラーレス機「Nikon 1 V3」が発表(3月14日記事)されてから、実機を見ていませんでしたが、Nikon 1用の超望遠ズームレンズ「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」が発売されたのを機に、大阪・梅田のニコンプラザ大阪で触ってきました。

「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」を付けた「Nikon 1 V3」。

 

レンズの存在感がありますね。そして美しい。

 

横から見たところ。

さすがに35mm判換算で189mm-810mmの超望遠なので、ボディーよりかなり大きい。

ナノクリマークのそばにあるロックを押してズームリングを回し、使用します。

 

300mm(換算810mm)にすると、ここまで鏡筒が伸びます。

 

持ってみるとさほど重くは感じません。

手のひらに乗せて楽々。810mm相当のレンズがこんなに手軽に扱えるとは…

 

VR(手ブレ補正)付きなので、野生動物やモータースポーツなどの撮影も手持ちでOK。野鳥を狙うのに威力を発揮しそうです。

 

AFについては、すごく速いとは感じませんでしたが、駆動範囲を遠距離側に限定するフォーカス制限切り換えスイッチが付いていて、これを活用すれば敏捷なピント合わせができるのではないかと思います。

 

「Nikon 1 V3」の最大の売り物、連写も試してみました。凄いです(AF追従 約20コマ/秒)。やっぱりこれは魅力です。

 

問題は、1インチというイメージセンサーの小ささ。ソニーRX100シリーズも1インチセンサーですが画質には定評があります。一方、ニコン1のセンサーはソニー製ではないようです。

そこで画質がどの程度なのかはっきりさせるため、試しにニコンのサンプル画像のオリジナルデータをダウンロードしてA4プリントしてみたところ、画質的には全く問題なしでした。ピントさえ正確なら四つ切ぐらいまで伸ばせそう。

サンプル画像はプロが撮った写真ですから良いのは当然とはいえ、プリントすれば素人にも良し悪しは分かります。ニコン1の品質なら充分展覧会に出せますね。

 

さてこのカメラ・レンズを購入するとなると、超望遠ズームを使う以上、外付け電子ビューファインダー(EVF)は欲しいところ。

そこでEVFとグリップが付いた「プレミアムキット」をベースにして、「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」を買い足すのがよさそうです。

でもこのプレミアムキットが品薄なのだそうです。

ニコンのお知らせによると、

『「Nikon 1 V3 プレミアムキット」は、予想を超えるご注文をいただき、生産が追いつかない状況が続いております』とのこと。

そのため、キャッシュバックキャンペーンの応募期間も延長したそうです。

やれやれ、面白いカメラはみんなが狙ってきます…

 

関連記事

  ・『Nikon 1 V3 ---ニコンの本気度が伝わる高速ミラーレス 』(デジカメWatch)

  ・『速さの次元が違う、超高速ミラーレス ニコン「Nikon 1 V3」徹底解剖 』(
ITmedia デジカメプラス )

  ・『Nikon 1 V3 SHOOTING REPORT』(PHOTO YODOBASHI)

  ・Kasyapa

  関連記事追加(7/10)

  ・『ニコン「Nikon 1 V3」、決定的瞬間を容易にキャッチできる性能にゾッコン』(日経トレンディネット)

   (落合憲弘氏による実写レポート。とくに「Nikon 1 V3」で搭載された「お気に入りフォト選択」という機能について、詳しく解説されているので参考になります。)

 



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