つれづれ写真ノート

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キヤノン新レンズ 間もなく?

2014年05月06日 | カメラ

ようやく「レンズの年」に

今年はキヤノンにとって「レンズの年」になるとか言われていました。それがいよいよ動き出しそうな気配です(キヤノンの“年度”は12月までなので、もう半分過ぎていますが)。

 

『キヤノンが2014年度に、過去最多となる10機種前後のレンズを売り出す見込み。』と日経新聞(5/6付)。

ネット版ではない日経の紙面を読んでみました。そんなに詳しく書かれているわけではなく、

『特徴などは明らかにしていないが「過去最大のレンズ本数を投入する」(真栄田雅也専務)としており、初心者向けから最上位機種まで品ぞろえを充実する。』

という程度の内容。

 

おそらく、ミラーレスのEOS M 用、EOS 7Dや70D、KissシリーズなどAPS-C 機用、プロ向けも含めた35mmフルサイズ機用それぞれ何本かが発売されるのだろう、と想像できるぐらい。

ただ、キヤノンとして「過去最大のレンズ本数」と言明したのが大きいですね。

キヤノンユーザーに期待を持たせます。

 

昨年末、デジカメWatchが行ったインタビューにも真栄田氏は登場していました。

『メーカーインタビュー2013:キヤノン編 ---来年はレンズの年か。一眼レフ、ミラーレスのどちらも強化 --- キヤノン・常務取締役でカメラ事業を束ねる眞榮田雅也氏に話を聞いた。 』(2013.12.9 デジカメWatch

このときは常務。

「オヤ、専務になられましたか… 」と、身にしみついたサラリーマンの性(さが)。よけいなことに気が付きます。

 

インタビューから、同氏のレンズについての発言を引用させてもらうと、

『EFレンズ群についてはリニューアルをより一層、押し進めていきます。光学設計の旧いものはもちろん機能の面でもアップデートが必要なものはありますので、順次リニューアルを進めます。エントリークラスのレンズはある程度揃っていると考えていますが、“遊べる”という面で楽しみ方を広げるレンズを出せればと思います。具体的に申し上げることはできませんが、いろいろと新しい光学系のレンズを計画しています。きっと“おおっ!”と唸っていただけるようなレンズが登場するかもしれないですね。

 EF-Mに関しては、まだまだこれからレンズを拡充しなければならない状況ですから、もちろん多くのレンズを出していきます。フルラインナップを目指すのか? という意味では、(EF、EF-Sの既存資産に頼るのではなく)EOS Mユーザーのニーズに合うレンズをフルラインで揃えていければと思います。』

とあり、日経新聞の記事もこの流れに沿っているようです。

 

インタビューにある“遊べる”レンズって… 何でしょう。

 

EF レンズ1億本達成 記念イベント

キヤノンは4月22日、EOSシリーズ用のEFレンズの累計生産本数1億本を達成しました(ニュースリリース)。

Canon 望遠ズームレンズ EF200-400mm F4 L IS USM EXTENDER1.4× フルサイズ対応

   写真は、1億本目のレンズ「EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×」(フリー画像)。

 

1億本達成とキヤノンフォトサークル創立60周年を記念して、銀座、梅田、福岡、名古屋、仙台、札幌のキヤノンギャラリーを巡回する特別企画展「60種のレンズで彩る『私のEFレンズの世界』」が開催されます(キヤノンのページ)。

キヤノンフォトサークル会員を対象に今年2月から募集していた写真展で、日程は次の通り。

6月19日(木)~ 6月25日(水)  オープンギャラリー銀座
7月3日(木)~ 7月9日(水)    キヤノンギャラリー梅田
7月17日(木)~ 7月29日(火)  キヤノンギャラリー福岡
8月7日(木)~ 8月27日(水)   キヤノンギャラリー名古屋
9月11日(木)~ 9月22日(月)  キヤノンギャラリー仙台
10月16日(木)~ 10月28日(火) キヤノンギャラリー札幌

これと連動して、銀座・名古屋・梅田のショールームでは、プロ写真家を招いたスペシャルトークイベントやワークショップ、 “世界初”を集めた歴史的なレンズの展示などがあります(ショールームイベント詳細)。

 

シロウトの“勘”ですが、新レンズの発表はこれらのイベントに合わせてくるのではないでしょうか。マーケティングとしては、「1億本」という華々しいキャッチフレーズを利用しない手はないでしょう。

もっと深読みすると、すでに新レンズは出来上がっていて、「1億本達成」まで発表を手控えていたのでは。

となると、間もなく新レンズが発表されてもよさそうです。

 

穿ち過ぎですかね…

 

詳細なアンケート

私も一応キヤノンフォトサークル会員なのですが、先日「会員アンケート協力お願い」のメールが来ました。

軽い気持ちで記入し始めたところ、これが実に長大で詳細極まるもの。

持っているカメラ、レンズ、それらをいつ買ったか、今後買いたいカメラやレンズは何か、カメラ性能の何を重視するか、カメラライフについての考え方など、根ほり葉ほりという感じ。30分以上かかりました。

液晶モニターのクリーニングクロスがもれなくもらえるそうですが、これだけ詳細に答えたら「抽選で豪華景品」に当たってもよさそうなもの。

 

新レンズの開発計画と関係があるかどうかは不明。たぶん今後のデジタルカメラ戦略を練り直す参考にするのでしょう。

 

個人的な希望としては「(休止中の)キヤノン大撮影会復活を!」と書いて送ってやりました。

経費の問題はあるかもしれませんが、同じようなユーザーのサークルを持つニコン(ニッコールクラブ)は撮影会を継続しているのに… という思いで。



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