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水戸の見て歩き

水戸の寺にある宗祖像(3)

2022-11-28 09:32:10 | 水戸

 弘法大師(空海)像は今のところ水戸では5ヶ寺で見ています。
弘法大師は死後に贈られた諡号(しごう おくりな)だそうで、空海は22才の時に名のった僧としての名前だそうです。俗名は佐伯真魚(さえきまお 名前の真魚は幼名)だったそうです。
 平安時代に遣唐使として唐に渡り、真言密教第7祖、青竜寺の恵果(けいか)から灌頂(かんじょう)を受けたそうです。2年間の唐滞在で日本に帰国し、真言密教を日本に伝えたそうです。和歌山県の高野山を根本道場とし、一方、王城鎮護の寺として平安京に建てられた東寺を下賜されたそうです。東寺(教王護国寺)は真言宗の総本山になっているそうです。弘法大師は、土木にも通じていて、香川県の満濃池(まんのういけ)を改修したり、綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)という学校を建設したりもしたそうです。また、書に優れ、弘法大師筆の風信帖は国宝になっているそうです。

 

慈眼寺(有賀町1071)
 こういう錫杖(しゃくじょう)を持った行脚(あんぎゃ)姿の像が一般的なようです。慈眼寺は真言宗智山派だそうです。

 

地蔵院(内原町906)
 全国各地に弘法大師伝説が5000以上あるということも、こうした旅姿の像がつくられる一因になっているのでしょうか。地蔵院は、真言宗智山派だそうです。

 

勝幢寺(渡里町2800-1)
 どの像も、やさがたではなく、大きな顔のどっしりとした姿につくられているようです。勝幢寺は、真言宗豊山派だそうです。

 

中根寺(加倉井町595)
 この形の弘法大師像は、中根寺だけで見ました。中根寺は、真言宗豊山派だそうです。

 

宝蔵寺(谷田町633)
 山門を入って右側に弘法大師堂があって、その前に像が建っています。宝蔵寺は高野山真言宗だそうです。

水戸の寺にある宗祖像(2)

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