ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸にある龍の寺社彫刻(6)

2022-11-23 18:47:55 | 水戸

 龍は、中国では皇帝の象徴だそうですが、日本へは、神話や仏教・道教、暦などと一緒に入ってきたようです。今、日本で一番龍を見ることがあるのは、ゲームと寺社でしょうか。
 私が龍を一番見るなと思うのは、寺社です。とくに、神社の本殿 向拝にある龍は数多くあるようで、力を入れて彫られているように感じます。

 

笠原神社(文京2-5-21)
 この龍は、目に彩色がされていたのでしょうか。指は3本のように見えます。向拝の龍は、寺社の仏や祭神を守護する霊獣ということなのでしょう。

 


吉田神社(堀町36)
 この龍は、長いひげと角が特徴のようです。この彫刻は、きれいな木目をうまくいかしているように見えます。

 

水神宮稲荷神社(北見町3)
 小ぶりにまとまった感じのある龍です。蛙股の形を意識しているようにも思えます。これは稲荷神社の龍です。

 

 

天神社(元吉田町36°21'25.8"N 140°29'17.8"Eあたり)
 龍の周囲にある丸い模様は、波というより雲のようで、龍が飛んでいる様子をあらわしているのでしょう。

 

 

清巌寺(元吉田町3240)
 この龍は、焔をはいているように見えます。縦長や横長の画面に題材をうまく配置するのは、掛軸などと同様、昔からの伝統のようで、さすがだなと思います。これは、本堂の向拝にある彫刻です。

水戸にある龍の寺社彫刻(5)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする