ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のトゲ(3)

2022-11-27 18:50:54 | 水戸

 今回は、植物の実にあるトゲを選んでみました。

 

アカメガシワ(逆川緑地 千波町)
 この状態のあと、トゲのある実が割れて丸くて黒いタネが出てくるようです。タネが実る前に食べられないようにトゲがあるのでしょうか。アカメガシワの樹皮には整腸作用があるそうです。

 

オオオナモミ(酒門町)
 北米が原産のひっつき虫のようで、トゲといっても、先端は丸く曲がっていて、引っかかる構造になっているようです。日本では、昭和4年に初めて見つかったそうです。いっぽう、在来種のオナモミは、絶滅危惧種になっているそうです。

 

クリ(萱場町)
 虫に対する防禦物としてトゲがあるというのですが、小さな虫にどのくらいトゲが役立っているのかよくわかりません。実際、アブラムシやゾウムシなどの仲間が繁殖するようです。でも、クリは植物のトゲといえば、まず思い出す最たるもののようです。写真は、まだ若いクリの実です。

 

モミジバフウ(偕楽橋 36°22'23.3"N 140°27'17.9"Eあたり)
 乾燥すると、トゲの下にあいた穴から、翼のついたタネが出てきて、舞ってゆくようです。

 

フッキソウ(水戸市植物公園 小吹町504)
 ツノのような、トゲのようなでっぱりが二つ、実にはあるようです。ただし、実はアルカロイド系の毒を含むそうですので、可愛い見かけとは違って注意しないといけないようです。

水戸のトゲ(2)

コメント (3)
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