ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の山(6)

2022-11-22 20:59:56 | 水戸

 今回は、神社のある地名にある山です。寺社は高いところに建てられることが多いようですが、水戸では、台地の端によく建てられているようです。神社ができたので山という地名がついたらしい宮山といった場合や田野町のような場合、また、もともと山の名がついた地名の地に神社ができたのではと思われる場合などがあるようです。標高は国土地理院の標高図でみたものです。

 

船山、宮戸山(鹿島神社 田野町1273)
 鹿島神社の所在地を宮戸山といっていたそうですが、徳川光圀が山の形が船に似ているので、その地を船山と呼んだそうです。そのため、神社名も船山神社といったことがあったそうです。[神社誌」では、地名が、「字(あざ)船山1273」となっています。拝殿の標高は44.5m、神社下にある田野町市民運動場駐車場は36mくらいです。

 

中山(報徳二宮神社 全隈町1416-3)
 ここは森林公園のある台地の北端に建てられていて、北側(写真右側)は崖になっているようです。「茨城県神社庁HP」では「全隈町字中山1416-3」となっています。国土地理院の地図には神社表示がないので、大体の感じで見て、標高は100mくらいなのだろうと思います。崖下を走る県道石岡城里線は標高60mくらいのようです。

 

堀北山(吉田神社 堀町36)
 「神社誌」には、「堀北山36」とあります。「水戸の町名」には、小字名に北山があります。標高は33.1m、崖下にある飯富町部落があるあたりの標高が10mくらいです。

 

宮山(鹿島神社 渋井町420)
 「神社誌」で、字名は宮山です。標高は4.5mで、鹿島神社から西に狭く広がる数十センチの微高地の東端にあるようです。取り囲む道は、新川があることもあるようで、3.5-4.1mくらいのようです。私の目では高さの違いは分かりませんでした。

 

三所神社(加倉井町1162)
 「神社誌」では松山とあります。標高は43.2mで、東側(写真右)は高くなっていて、西側(写真左)が水路のある畠地になっていて下がっているようですので、畑地の方から見ての地名なのでしょうか。「水戸の町名」にも小字名で、松山があります。今は松より杉のようです。

水戸の山(5)

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