道路標識シルバーゾーン(河和田町)
老人福祉施設の付近にたてられる道路標識だそうです。昭和の標識といった感じの強いデザインのようです。杖はイメージづくりの大事なアイテムなのでしょう。この標識のすぐ近くには、介護老人保健施設・北水会くるみ館(河和田町3335-1)がありました。
地蔵(石地蔵墓地 堀町458)
石の地蔵は、合掌するか、右手に錫杖、左手に宝珠をもつという姿が多いようです。錫杖は、上部についた輪の音で、獣や虫などを追い払って無用な殺生を避ける意味があるようです。町では、門前で錫杖の輪をならして、乞食(こつじき 托鉢して食を乞い求める修行)のための訪問を知らせたそうです。輪の数は4、6、12があり、それぞれ四諦(したい 苦を断つための4つの真理)、六道(輪廻転生する6つの世界)、十二因縁(人の苦が生じる流れ(因縁)を体と心から説いた教え)を意味するとか。
東照宮行列(水戸第一高校 三の丸3-10-1)
錫杖は、もとは修行僧や山伏が持ったのでしょう、令和3年に行われた東照宮の行列では、山伏が露払い役になって、錫杖をならしながら歩いたようです。錫杖の音は、災厄を祓う力もあるようです。写真は行列出発前の、学校内にある薬医門近くでの風景です。
1本杖(偕楽園 常盤町1-3-3)
最近の杖は軽くて使いやすくなっているようで、写真のように高さの調節ができたり、上部の手で持つ部分がL字形になったりしたものも多いようです。写真の杖は、接地部分にゴムがついていて滑りにくくしてありますが、外にもいろいろなパターンの杖があるようです。
2本杖(梅桜橋(ばいおうばし)近く 見川1)
山歩きなどでよく写真のようなトレッキングポールという杖が使われるようですが、普通の杖代わりにも使われているようです。杖の下方に見える出っ張りは、バスケットといって、雪や泥に埋まらないためや、先が折れないようにするための部品のようです。
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