ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の竹(5)

2020-02-18 20:17:16 | 水戸

復元中の水戸城角櫓(すみやぐら 茨城大教育学部付属小学校 三の丸2-6-8)
 伝統建築で、壁の芯になる、竹や貫を塀のように縦横に組んで縄を巻きつけることや、そうしたものを小舞掻き(こまいがき)というそうです。その細い竹のことを小舞竹というそうです。そして、その上に壁土を塗るのだそうです。去年の11月に行われた見学会で見ることができましたが、すでに壁の中に塗り込められていることでしょう。

 

好文亭(常磐町1-3-3)
 好文亭の奥殿にある竹の間の襖に描かれた、勢いのある孟宗竹です。好文亭が昭和20年の戦災で焼けた後、復元された際に、田中青坪(せいひょう)によって描かれたそうです。平成6年に90歳で死去した田中は、東京芸術大学名誉教授や横山大観記念館理事長などになったそうです。

 

吉田神社(宮内町3193-2)
 人の目をひきそうなデザインの竹びしゃくが吉田神社の手水鉢におかれていました。

 

ベトナム料理アオババ(南町1-3-40)
 東南アジアは竹の利用が盛んなようで、この竹製のドアチャイムもその一つなのでしょう。竹の音色は耳に優しく響きます。背後のランプシェードも竹製のようです。

 

銀杏坂登り口付近の歩道橋(三の丸1-1)
 少し季節外れですが、去年の8月に見たシャワーミストです。実験的に設置されたような感じでしたが、今年はどうなるでしょう。

水戸の竹(4)

コメント
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