多くはソメイヨシノですが、古木となるヤマザクラなどもあちこちにあります。水戸光圀は、今の桜川市にある磯部神社からヤマザクラを水戸に移植したのだそうです。寿命が60-80年間ですが一番の美しさをもつソメイヨシノもいいのですが、100年単位の樹齢があったり、別の美しさをもつ、ほかの種類のサクラももっと植えられてよいのではないでしょうか。
桜川団地橋児童公園(河和田町)
光圀が桜を移植したのはこのあたりだそうですが、明治になってほとんどが枯死していたのを、地元の青年会があらたに植えて、元の姿をとりもどしたそうです。写真右が光圀が移植した桜にちなんで佐久良川と名づけたという桜川です。
逆川緑地(千波町)
写真は笠原水源近くです。緑地内各所にサクラが植えられています。
千波公園さくら広場(千波町)
さくら広場といわれるわりに桜の数がそれほど多いとは思えませんが、それでも、楽しめるくらいの数はあります。広場から見ると、道向かい(写真右側)の千波湖畔にもたくさんのサクラが咲いていますので、それらがよい借景になります。
多宝院護国寺(見川1-1190)
樹齢250年のヤマザクラだそうです。
見川小学校(見川2-96-3)
光圀が、奥女中・高尾の一周忌に植えたというエドヒガンのしだれ桜だそうです。樹下に落ちた花びらがきれいでした。