かつては多くの農家で馬が飼われていたのでしょう、徴発されて軍馬となって倒れていった馬の記念碑が各所で見られます。武神をまつった、鹿島神社や香取神社などでよく見られます。また、日露戦争のときのものが多いようです。桂岸寺の碑は、競走馬が軍馬として献納されて、それを供養したものだそうです。これら軍馬の碑も、戦争遺跡といっていいのでしょう。
日清日露軍馬応徴紀念碑(明治44年) 春日香取神社(川又町)
徴発軍馬紀念碑(明治40年) 香取神社(小吹町)
右:日露軍馬紀念碑(明治41年) 左:支那事変軍馬記念碑(昭和12年) 大杉大明神(大野町)
支那事変軍馬記念碑(昭和12年) 鹿島香取神社(小泉町)
戦没軍馬旭号之碑(昭和15年) 桂岸寺(松本町13-19)
