伝統型看板のイメージとしては、木目を強調した板や銅板で覆った板に、金箔の文字を入れて、四周に枠をつけ、軒に装飾的くさびで固定するといったものですが、もちろん色々な形があるようです。やはり古い店に多いようですが、こうした看板を見ると何となく落ち着いた気分になります。町の雰囲気をつくる要素のひとつでしょう。
油屋(本町2-2-10) 天保元年(1804)創業の菓子店です。
入船堂(南町3-4-14) おかき餅あられ処と看板の右側にあります。縦型です。
岩間東華堂(泉町2-3-6) 天和3年(1683)創業の漢方薬局です。看板は少し今様にしているようです。
木村屋本店(南町1-2-21) 万延元年(1860)創業の和菓子店です。
間々田園(ままだえん 泉町3-6-9) 静岡茶中心のお茶屋さんです。
八百徳本店(南町1-2-20) 明治43年創業の魚店です。
香楽園(末広町) 看板が記念碑になっているようでした。